Acousphere奥沢です。
今日はここまで受講してきたTuck Andressさんのインタビューを見返して、
ひとりじっくりと勉強をしていました。
いまちょうど2003年にギターレッスンを受講していたものを見返しています。
本当にギターにまつわるありとあらゆるテクニック、アイデアに言及しておられ、
ただただため息がでるばかり。本当に大天才としかいえません。
どんな事をおっしゃってるかというと、メロディの弾き方について。
どちらかというと伴奏のギタースタイルや、ソロギタリストとしての
見え方が強いタック アンドレスさんなんですが、
実はシングルノートによるメロディプレイやアドリブに関しても
最強の演奏をする方なんですね。
さておっしゃってることを簡単に箇条書きします。
・スライドは弦をスライドさせる距離でニュアンスが変わる。
・なので1フレット分、2フレット分、3フレット分、それ以上と全部練習せよ。
・そしてそれらの特性を事前に理解しておくべき。
・スライドしながら少しだけ弦をベンドしておくアイデアもある。
・7フレットで弾いた直後に同弦の5フレットへ激しくスライドダウン、
その直後にベンドアップして同じ音程に戻すと面白いニュアンスになる。
・実用的でないと思われる危険度の高いテクニックも実際の演奏に使うべき。
・極端な練習をしておけばアレンジの幅がひろがる。演奏も豊かに。
・シュアな演奏よりもリスクを犯す演奏を心がけるべき。
それがライブステージを彩り、演奏者自身を飽きさせない。
などなど。
いやあ、文章で説明するだけでは伝わらないですね。
やはり僕がこれらのテクニックをマスターして、
タックさんのかわりにチュートリアルの動画を作らないといけないな。
こんなすごい情報は絶対にみんなで共有しなくてはいけないんですよね。
そしてすべてのギターを愛する人が同じように演奏できたら、
世の中はもっと華やかで楽しい場所になるはずですね。
自分にしかできないこと、少しずつでもやらなくては。
明日からはタック&パティ、BlueNote公演です。
僕もスタッフとして参加して演奏をみながらたくさん学んでこようと思います。
そしてモチベーションをあげて、次のプロジェクトへむかって
しっかり邁進したいと思います!