就寝前の頭のストレッチ、ブログ書き。
今日は若手と話したこととは違うポイントからひとり考えてみよう。
先日ブログニュースで出会ったジョブズの言葉。
「テレビ業界は構造に問題がありイノベーションの余地がない」
と断言したそうだ。
どの変が問題なのかは素人である僕には想像もつかないが、
彼にとって「イノベーション」ということがいかに重要な意味を持つのかを
再認識できる言葉だなと感心した。
なにかしらテレビ業界と手を結んで結果を出すこともできたと思うが、
そういう商売っ気よりもイノベーションできるか否かが問題で、
やっぱりアーティストとして、もしくは革命家、イノベーターとして
生きていたんだなと解釈した。
さて、iPhone5。
4Sから持ち替えて半年くらい経つ。
とても使い勝手も良く、過去最高のiPhoneと言えると僕は思った。
がしかし、弟子たちが持っている4や4Sを見て、
「そろそろ変えたほうが良いと思うよ」
という言葉は自分の口からは一行に出てこない。
5にはテザリング以外にイノベーティブと呼べる機能もなく、
発明の代謝は3GS以降めっきり遅くなってると思う。
僕のMacBookやiMacは全てSnow Leopard世代でとまってる。
何ひとつ不自由がないし、あの当時のソフトウェアのほうが良かったものも多い。
Final Cut旧作も走って、クラシック環境もある。
いまだに僕のGoLiveも現役だ。
iPadも第3世代、iPad miniと所有してみたがお気に入りはiPad2だ。
とにかく軽い。
電池の持ちもよくて充電も速い。
第3世代Ratinaよりも完成度が高かったように感じる。
ひょっとするとこのフィールド、イノベーションの余地がない状態?
あとは不必要な機能を搭載してイノベーション風を演出するか、
スペック勝負をするしかない状態にすでになってきたのかもしれない。
しばらく自分は新製品情報からは距離をおこうと思う。
それらに一喜一憂しEarly AdaptしてCurationしたり、
ライフスタイルを変化させるよりも、
今は今の状態を維持することで資源を自分の一番やりたいこと、
音楽の制作と弟子たちのプロデュースに集中し、
クリエイティブな生活を安定して続けたいと思うようになった。
がしかし、根っからの林檎ファンであることは変わらない。
イノベーションを感じさせてくれる何かがあった時、
いつでも戻ってきて飛びつきたいと思う。
ワクワクさせてくれるアップルが大好きだ。