2013/03/22

討論会の夜。

今宵も一日の終わりはみんなで情報交換会。
今日はむしろ討論会といった趣きだった。
このテーマに関してどう思うか、という感じでお題が提出され、
それにまつわる全員の知識やエピソードを共有しながら思考がすすむ。
とても楽しくて自由な会話だった。
みなそれぞれの立場から時代をしっかり捉えていて、
若いながらも頼りがいのある仲間たちだなあと感心した。
僕自身、負けないように常に柔軟に考えてゆかなくては。

今日のテーマは「ライブハウス閉店にみる今後のライブの有り様」と、
「YouTube月間ユーザー10億人越えの先にある音楽ビジネス」の二本。
実はどちらも密接に関わっている問題のようにも思う。
表現手法や発信方法がYouTubeによって劇的に変化した。
その結果リアルなステージが敬遠されるようになった。
音楽ユーザーが単に減っているという分析もあるだろうが、
これだけ情報発信がやりやすい時代だ。
独立系音楽家にとってはまさに音楽の黄金期でもある。
ユーザーは増えているのにステージに寄り付かないとみるのが正解かと思う。
この辺は若手とも意見の食い違う部分でもあったが、
あえてそう仮定してみたほうが面白い景色を俯瞰できるように思う。

また明日、夜に時間があれば彼らとさらに一歩踏み込んで
それぞれのアナライズをきかせてもらいたいと思う。