2013/03/20

テント生活の更にその後!

ここ何回かのブログでネタにしてきたテント生活。
みなさんからの反響も大きく、レッスンにこられる生徒さんにも
「その後どうですか、やってみて?」
とかなりの頻度でたずねられております。

おおよそ一週間になりますが、結果は素晴らしいです。
暖房をたかなくとも温かさが続くので風邪もひかないですし、
朝に身体が冷えて痛むこともなくなり、すっと起きられます。
日中も調子が良くて仕事のパフォーマンスもアップしました。
その結果がんばれすぎてしまったために数日体調を崩してしまいましたが、
これもある意味テント効果が良すぎてしまった結果と自戒しています。
自分のせいだなと。

さて、テント生活のアイデアはこの数年間持っていたのですが、
なぜこのタイミングまでできなかったか。
それは自分が常識人であったからだと思われます。
まあ普通の感覚では部屋にテント設営しないですよね。
そういう意味では常識という観念にしばられていたんだと思います。
より良いものに出会うためにもっと自由な発想と行動力を持ちたいなと。

もうひとつの原動力となったのは防災意識です。
あの震災から二年が経過しました。
揺れている間、絶望しながら机の下に隠れ、
悲惨なニュース映像に心を痛め、停められぬ放射能に怯える毎日。
飲み水からセシウムが検知されても避難することもできず、
家族を守る備えもなかった自分を情けなく思ったあの日。
いまなお福島の原発は不安定なまま汚染物質を生み出している現実。
僕らはまだまだ危険な中に生きてるんですよね。
ライフラインが止まっても今度こそ家族を守れるようにテント。
次こそは自分も役に立つ人間の方にまわりたいと思っています。

もう一度、防災意識を高め、自分にできること準備する。
テント生活はその大きな一歩のつもりでもあるんですね。
さて、今宵もそろそろテントに戻るとします。