全米ナンバーワンになるヒット曲を２曲飛ばし1980年代の白人系ロックの代表的なサウンドを構築しました！
こちらのプロモーションビデオで歌っているイケメンがリチャード ペイジなんですがこの活動の後にアメリカの伝説のバンドTOTOとChicagoという両巨頭にメインボーカルとして誘われていたなんていう話も。
もしそれが実現していたらあのヒット曲もボーカルのテイストが変わっていたのかなあなんて考えると人生って不思議だなあと思いますね〜。
もっと売れたかもしれないし、逆に売れなかったかもしれないし。
全ての音楽がその時代にあったメッセージやメンバーによって絶妙に出来上がっていて、本当にそれは奇跡的なことなんですね。
その後Mr.Misterとしての活動は継続されるのですがヒット作に恵まれなかったことでレコード会社からアルバムリリースを拒否されたりし、自然消滅的にバンドは無くなってしまいます。
ですが出自がスタジオミュージシャンのメンバーたちはそれぞれ本業に復帰。
各々の能力を発揮して音楽活動を継続しています。
映像をよくよく見るまで気がつかなかったのですがこちらのバンドのドラマー、パット マステロットはなんとこの後「キングクリムゾン」に加入して大活躍！
今やあのサウンドに欠かせない存在になっているのですが、紹介してる楽曲「Kylie」の中でも同じリズム表現でドラミングしていてちょっと驚きました！
リズムが許容する限りの一番遅いタイミングに一つずつ「ぐさっ」と刺さるようなドラミングをぜひ動画で確認してみてください！
そういえば最近の音楽はこういう個人の感覚によって出来上がるグルーヴがなくなってしまい、コンピューターによるクオンタイズされたリズムがほとんど。
もう一度この時代のような音楽が溢れるようになってもらいたいものですが、便利さに駆逐されてロストテクノロジーになってしまうのかも。
以下のリンクから動画が見れますので重戦車のようなグルーヴと鮮やかなボーカルを体験してみてください！
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