2014/11/08

グローバリゼーションについて考える。


今日もレッスン後に今井先生とスターバックスでトークセッション。
いつも新しい話をきかせてくれて、その都度ぼくのなかで新しい思考が生まれるこの時間。
しばしお互いに忙しかったので実現できていなかったが、久しぶりにできてとても嬉しかった。

今日のひとつの議題は”真のグローバリゼーションとは?”ということだった。
英語を学ぶ上で大事なのは単語や発音だけではなく、グローバルでいるための心をつくること、という話だと僕は理解した。
どんな心構えかといえばそれは相手の文化を理解し、その人たちの温度感を共有しそれまでの自分の感じ方さえも時としては変えなくてはならないということだった。

先日とあるハンバーガー店の社長さんが英語で謝罪を行った。
日本人である僕らからしたらそれは”謝罪”からかけ離れた会見であり、かえって感情を逆撫でされて終わった。
それが日本人視点の感想だが英語圏の人は違うらしい。
”Appology”という言葉のもつ絶対的謝罪感があって、それを使った表現をしたということがまさに謝罪であり、それだけでちゃんと謝ってもらえた、だから許す事ができる、という感覚になるということらしい。

このふたつの相反する感覚だけれども、そのふたつともを理解し肯定的にとらえる精神こそがグローバリゼーションのひとつかもしれないと僕は感じた。
しかしながらそれはとっても難しいことでもある。
見聞をひろめ、現場でたくさんの経験を積んでいつの日かそのふたつを寛容さでくるめるような人格になれるよう、精進を続けたい。
今井先生の言葉に感謝。