普段のスタジオライブは僕のプライベートスタジオで録音、録画している。
そこにはマスタリング用のスピーカーも設置してあるのでそれを鳴らせばさながら小さなモーションブルーのようなライブ空間になる。
そのスピーカーから出る音をモニタリングしながら演奏するのが通例だったが、今回上の映像を撮影するために久しぶりにイヤーモニターを活用した。
先日のライブでAcousphereも2年ぶりにイヤーモニターを使用(1年前のライブは出演者の多いイベントライブだったので僕らも出演者にあわせてウェッジでのモニタリングだったため)し、その効果をとても感じた。
やはり弾きやすく、細かなディテールまで音楽、演奏を追い込む事ができる。
むしろイヤモニを使わない演奏では本当の演奏はできないと言ってしまっても良いくらい、イヤモニは素晴らしい演奏と密接に関わっている。
今回の映像の演奏にはその「繊細なコントロール」という部分が収まっている。
スピーカーで聞きながらのラフで勢い有る雰囲気も良いが、やはりAcousphereらしい演奏にはイヤーモニターが不可欠なんだなと再認識することができた。
映像コンテンツは自分を客観的に見て評価することができるのが素晴らしいと思う。
もっとたくさんのスタジオライブ経験を積み重ねてゆきたい。
そして、もちろんライブステージも!