2016/08/03

ギターレッスンでケラフミコさんの新曲を作曲中!

昨日のギターレッスンのまとめ。
ケラフミコさんの新曲を一緒に作っているところ。
メロディ自体はIonian (Major Scale)で書かれたものだがバックグランドに何のコードがくるのかによってメロディに対比がつく。
その結果メロディがInsideのChordToneとして響いたりTensionとして響いたりして色合いがかわる。
歌詞の内容も伝わり方がかわる。
暗く伝わったり明るく伝わったりかなり差が出てくる。
歌詞のある音楽の時にこそModal InterchangeやReharmonizationは大きな効力を発揮すると思う。

今回の進行、それまでのIonianからBパートに入ってMIxo Lydianの響きになる。IVm7を使えば直接Aeolianに移行するがあえてIVmaj7にすることでIonianを一瞬感じさせることができる。
こうなると本来のベースになってるIonianがこの進行においてはイレギュラーなものとして響いているのが面白い。
楽曲のパートごとにPrimaryなModeを変えることもできるということかもしれないがその場合はModulationと解釈すべきかどうかが問題になる。
これに関しては別途要研究。

IIm7b5のコードに行くとAeolianの状態が続くが強引さが出てしまう。
とはいえArthers Themeで出てくるバートバカラック進行をオマージュすることも捨てがたい。
なめらかなのはIVm7。
まあ自然な流れとFlowを感じさせてくれるのはこっちなので優劣でいえば上。
バカラックへの愛か自然で滑らかなしつかんかどちらを選ぶかはもはや好みかコンセプトの問題、いや心の問題になってくる。
判断のポイントは立ち位置によってこんなに違う。
それが反映されて音楽作品ができることの面白さを感じる。
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