井上くんと二人三脚でやってきたモードの研究も終盤。
ロクリアンモードのコード進行の可能性を昨日調べてひとまずこの主題は終えることができました。
わかったことはたくさんあるので箇条書きにしてまとめておこうと思いますが、結果として言えるのはまだまだ新しい音楽を作り出す可能性はいっぱいあるということでした。
その感覚になれたのはとても嬉しいことでした。
・人の基本のモードはIonianかAeolian。
・Ionianで明るい音楽、Aeolianで暗い音楽を作る。
・Mixo-Lydianはブルースやインド音楽でみられる。
・Lydianが基調の音楽はあまりなくModal Interchangeとして現出する。
・Dorianの曲はSo Whatなど多数で確立されている。
・Phrygian、Locrianは特に調性感が薄くKeyとして成立しにくい。
・調性感を求めたらLocrianモードの音楽は成立しない。
・調性感の薄い楽曲という手法があるはず。
学ぶこと、学び続けることの大切さを今回も強く感じました。
この研究を通してTonality薄い楽曲も成立するという耳を獲得することができたこと、また同じ構成音でアドリブを組んでもどのモードを基調に弾くのかで現れる響きに違いが現れるということも発見しました。
まだまだ自分の知性も感性も伸びるんだという喜びに触れることもできました。
やっぱり学ぶこと。
そして音楽は深いですね。