2016/03/16

呪われたギター。

L-5を弾くことの大変さ。
一番大きい問題点はその重さ。
とにかく重い!
2リッターペットボトル2本分くらいの重さがある。

ケースに入れて持ち歩くのも大変。
手に下げて歩き回れば腕が筋肉痛。
肩にかけて歩けば肩コリ頭痛を引き起こす。
とはいえ高いものだから楽屋に放置して
ご飯を食べに出るわけにもいかない。

この重たいギターをストラップをかけて立ち姿で演奏する。
2時間半も弾けば筋肉疲労を超え骨格が歪む。
ライブ翌日は確実に整体行き。
肩だけでなく無論腰にも疲労がたまる。

ギターレッスンで座って弾いていても同じ。
ものすごい勢いで体力が消耗する。
結果長い時間練習できず、気合い入れないと向かい合えない。
L-5は異彩を放ち、常に自己主張をして自身が弾き手を選ぶ。
そんなギターだと思っている。

しかし重いことでこのギターは鳴る。
マーチンのように倍音が響きわたるような鳴りではない。
芯の太い音で鳴る。
それでいてフラットなEQ特性に近く、
エンジニアリングフリーでベースの音域を解放する。
この特性がなければOne Man Rhythmの演奏はなり得ない。

重いから安定する。
自分の身体が動いても揺れても、
ギターは空間の同じ場所に居続けてくれる。
GlidecamのようにスタビライズされながらL-5はそこにある。
だから左手も右手も演奏目的に集中した動きができる。
ギターを起こしたり支えたりする動きは必要ない。
これは重いギターでないと起きない現象だ。

L-5は諸刃の剣である。
大きな力を与えてくれる一方、自身をも傷つける。
そして一度振るってしまえば辞めることはできない。
そのサウンドに魅せられて嵌まってしまう。
大袈裟なことは重々承知の上であえて言う。
L-5には呪いがかけられていると。
しかしその毒を上手に用いることができれば大いなる力になると。

[Acousphere Shige Schedule]
静岡 Blue Book Cafe(静岡御幸町) Live 3/21
東京 Club333(東京タワー) Live 3/24
富山 澄銀菴(八尾町) Live&Clinic 4/23
東京 Acousphere Cafe(荻窪) Party 5/22
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