2014/03/29

鍋の会で話した事。United Localsという流れ。


今日も一日の作業を終えたあとは弟子と集まって鍋の会。
またまた話で音楽やネットの話で盛り上がった。
とある国民的テレビ番組がもうすぐ終わり、またひとつテレビというメディアが役割を終えたサインが発せられたと弟子が話す。 僕もそれは同感だ。
ではテレビがなくなってしまった先ぼくらにはどんな生活が待っているのだろうか?という議題になった。

情報の中央集権化は終わり、Twitterなどで現場から発せられた情報が直接リーダーに届く。
それをそれぞれ違ったPoint of Viewから受け取り、自身で考えて個々に別々の印象を持ち、それに基づいて行動する。
もはや「マス」という尺度は意味がなくなってきつつあり、複数の「ローカル」がUniteしてできている。
ひとつの価値観を全体が共有することもない時代だから「流行歌」も「トレンド」も生まれない。
本当に世の中はがらっと変わってしまったし、まだまだ個別化が進むだろう。
僕らはそれを理解した上で行動を起こしてゆかなくてはならないと思う。
音楽家として今できることは自分たちの「ローカル」を作る事、そしてそこだけにしかない価値を生み出す事だと考える。
もう「マス」や「マーケティング」に振り回される必要はないんだということかな。