2014/03/03

四次元的コミュニケーション。


人とコミュニケーションするとき僕は四次元的コミュニケーションを心がけている。
それがより良いコミュニケーションや人格形成につながると思っているからだ。

例えば相手が何かを要求してきたとする。
ここでの回答の選択肢はYesかNoである。
これが二次元的コミュニケーションだ。
Yesとして相手の要求を受け入れれば喜んでもらえるだろうし、Noと回答すれば拒否ということになり遺恨も残る。

しかし「回答」が最終的な意思表明ではない。
その次に「行動」というタスクが残されている。
それが僕のいう四次元的コミュニケーションだ。
以下に四つの次元を箇条書きする。

・相手の要求にYesと回答し、その通りに行動し履行する。(Yes-Yes)
相手を喜ばせたく、利害関係が一致すれば一番良い選択だが、こちらがわに不利益がある場合は相手の要求を押し切られただけになり、こちらがわにストレスが生じることもある。

・相手の要求にNoと回答し、Noという回答通りの行動をする。(No-No)
お互いの関係性を悪くすることしかおきないストレートな表現。仲の良い人同士では使うべきではない選択肢だが、時に相手との線引きをしっかりさせたいときに不意に使うと効果的。

・相手の要求にYesと回答し、その通りに実際は動かない。(Yes-No)
ある意味ベストなコミュニケーションはこれだと僕は思う。表面的に受け入れることで相手の心に遺恨を残す事はない。そして行動の段階で自分の意志を表明する事で真意をやんわりと伝える事もできる。

・相手の要求にNoと回答し、その逆の行動をし相手の要求を履行する。(No-Yes)
滅多に使う事のできない選択肢だが恋愛や物語には必要。誕生日に会えないって言っていた彼氏が当日花束をもって現れる、というのがそれにあたる。

これらをうまく組み合わせる事で良いコミュニケーション、関係性が構築できると僕は思う。