2013/03/27

トライアドの効能についてタックさんとお話しました。

本日、師匠であるタック アンドレスさんと少しだけ音楽に関する話をすることができた。
一年前にサンフランシスコを訪れた時に学んだことで、ギター演奏の新しいフェーズに移ることができたという話と、
そのキッカケになったのがトライアドコードを覚えたことという話、
それを今どう活用しながら勉強しているかという話。

もともと小さなトライアドコードのかたまりを覚えるのは伴奏の自由度アップ、
そしてソロギターアレンジメントを作る際のトライアドメロディのためだった。
がしかし一番効果が上がったのはアドリブ、Improvisationの時だ。
コードフォームに対してそのコードトーンの発見が早くなり、
それらをうまく発展して使うことで作曲しなくともかっこよいアドリブメロディが生まれてくる。
これもトライアドコードを覚えることによって得た副産物だった。
ひとつのコンセプトでも違った立場から眺めると違うことに役立つということかもしれない。

まだまだトライアドから発見できることやコンセプトは多いかもしれない。
いましばらく、スケールやフレーズコピーと分析をあきらめて、
自分らしいアプローチを探すためにもトライアドコードとアルペジオをもっと学びたい。