2011/12/30
そ、そして、なんと!
先日生徒さんに見せてもらってから日にちはたってないのですが、来年自分がやろうとしてる新しい音楽のパートナーにと思い、貯金を大放出して無理やり購入してしまいました!
来年はMiles Davisを見習って若い才能に混ぜてもらって新しい音楽を模索してゆきたいと思います!
L-5以外のギターを弾くAcousphere奥沢をお店できる日も遠くないと思いますのでご期待くださいね!
そして今年も一年AcousphereとAcousphere Recordの仲間たちをご愛顧くださりありがとうございました!
来年はさらに頑張りますので応援よろしくお願いいたします!
New Guitar Coming !
なんとSadowskyのRedカラー!
とっても美しいカラーリングに機能美という素晴らしいギターですね!
朝早くから楽器店さがしてようやくみつけました!
おめでとう!
来年はこのギターでたくさん良い音楽を録音してリリースしてくださいね!
2011/12/29
2011/12/28
Sadowskyのもう一手、駄目押し!
もし自分で入り変えた弦のテンションが合わないときはこのローラーに通したり、通さなかったりすれば若干の補正を自分でできるってことですね。
至れり尽くせりってことじゃあないでしょうかね。
もう完全に降参ですねこれは!
僕もこれまでいろんなギターを所有して弾いたり、自分好みに改造して目的の音を手にいれようと努力してきましたが、ここまで完璧にセットアップされているギターははじめてみました。
もう改良の余地なし!という印象です。
このプロダクツで演奏すればだれでも簡単にエンジニアリングなしでフラットでフィードバックしない音色を手に入れることができます。
いやあ、やっぱり僕も一本もっていたいなあ。
レビューはこれにて終了!
ではでは!
2011/12/27
Sadowskyのヘッドの湾曲
こちらの写真をみてもらうとわかるのですが、とっても落ち込んでいますよね。
ナイロン弦の緩さをなくし、弦高が低くて弾きやすく、それでいてビレないセッティングにするための工夫がここにも凝らされていました。
いやあ、もう脱帽するしかないですね。まいりました!
Sadowskyのすごいアイデア
よくみるとかなり深くまで掘り下げてありますよね。
そしてその一番下の部分から弦を通すようになっています。
こんなデザインにしたら弦の交換はやりにくくなってしまいますが、ナイロン弦はこういうボディのギターに張ると緩くなりやすいので、この部分でもテンションを稼いでいるんですね!
いやあ、確信的にやらなくてはこういうデザインはできないですよね。
Sadowskyはギターデザインに関してたくさんの先進的な知識を保有してるんでしょうね。
すごい!
Sadowskyのセットネック部分
ぶっとくて頑丈そうなワッシャーが鎮座しています。
これもまた実用性重視の中に生まれる美しい部分ですよね。
このギターは「アート」という言葉よりも「デザイン」、さらに言えば「上質な工業デザイン」という言葉が似合うような気がします。
柳宗理さんがギターをデザインしたらこんな形になったのかもしれないですね。
尊敬していた素晴らしいアーティストがまた一人、天に召されてしまって悲しいです。
Sadowskyのジャックあたり
金属の台座があてがわれた上にジャックを配置。
この方が頑丈で壊れにくいですよね。
とにかくトコトン実用性重視のデザインなんだなあ。
さしずめギター界のBMWといったところでしょうかね。
僕はこういう部分すきです!
Sadowskyのヘッド部分
このペグの並びだとデザイン的にはエレキギターっぽくなってしまうのですが、実は6本ある弦をすべてまっすぐに引っ張ることができて理想的なテンションになるんだそうです。
その昔にリペアの人に聞いた話ね。
ナイロン弦をはると弦の性質上どうしても6弦が緩くなりやすいのですが、こちらのヘッドでは6弦のペグが直近についていて、急激な角度で巻き込むことができるようになってるんですね。
おかげでテンション感を稼ぐことに成功しているので、6弦の緩さも解消するってことなんでしょうね。
いやあ、本当に本当に弦のことを知り尽くしてデザインしてるんですねえ。
素晴らしいなあ。
Sadowskyのブリッジあたり
詳しいことはわかりませんが、この形もギターサウンドに影響してるんじゃないですかねえ。
手前側の台座が大きくなっているのはパームミュートをするときなどにやりやすいのではないでしょうかね。
そして特筆すべき部分はトーンとボリュームコントロールがトップ板に配置されていること。
アコースティックギターとしての見た目を重視するのであれば、この場所にこんなに無骨なノブがふたつもあるのはNGだと思うのですが、ここにあることでボリュームノブを活用したバイオリン奏法や、演奏中のボリューム調節などができるようになるんですね。
演奏する楽器であるということを念頭においたデザインだということを強く訴えかけてくる部分ですねえこれは。
美しいギターにも心惹かれますが、実用性重視のこういう部分にバウハウス的なイディオムを感じて嬉しくなりますね!
Sadowskyの美しい木目!
いわゆるキルテッドメイプルという木目ですね!
濃い部分と薄い部分が模様となって現れて美しい!
僕もギターはナチュラル好きなのでこのギターのオーナーの生徒さんが羨ましいばかりです。
生徒さんのSadowsky!
僕の開講するプライベートギターレッスンに長くきている生徒さんが念願のエレガットギターを手に入れました!
いくつかの候補の中から一緒に考察を重ねてこれだ!と決めた一本はなんとSadowskyのエレガット!
きっと派手なカラーの一本なのかなと思いながらケースを開けてびっくり!
なんとナチュラルカラーのSadowsky!
いやーこういうアコースティックなカラーリングのモデルがあるんですね。
Sadowskyというと高くて手が出ないギターというイメージがあったのですが、なんでも東京の工房にて生産したモデルが登場したみたいで、それでカラーリングも変わったのですね。
おまけに良心的な価格で手に入れられるようになったのも嬉しいですね!
このギターは伴奏にもメロディ弾きにも使えるオールマイティなギターなのでみなさんにおすすめします!
Acousphere最新作Amazon MP3より先行リリース!
みなさまお待たせしてしまいましたが一年ぶりとなるAcousphereの音源がAmazon MP3から先行発売されました!
おいおいiTunesからも配信される予定ですがみなさんに早くきいてほしいので告知させていただきますね。
というのも今回の作品はクリスマス曲集なんです!(完璧に間に合いませんでしたがっ!)
リリースの手続きを行ったのがクリスマス3日前ですからね。
ギリギリまで手間取ってしまった僕のミスなんですが、Amazonさんはリリースしてくれたのでいまからでもぜひクリスマスな雰囲気を思い出しながら聞いていただければと思います!
来年はたくさんリリースしますのでお楽しみに!
それにしてもクリスマスを一日、二日過ぎただけでもクリスマスムードが自分の中からすっと消えてしまうのはなんでしょうかねえ?
大晦日と元旦にシフトする感じは急速にきますねえ。
2011/12/26
フィンガーピッキングをグルーヴィに聞かせるために必要な練習とは?
そちらの回答を考察してみようと思います。
まず僕が心がけているのはピックをつかった伴奏の時の手の動かし方です。
指でピッキングするのではなく指でストロークするという感じでしょうか。
その感覚をつかむにはやっぱりピックでのストロークに精通する必要があります。
ピックのストロークで良いリズムでグルーヴィに弾ければ同じことを指でやればよいということなんですね。
ピックでのストロークで大事なのは手首のしなやかさです。
しなやかになればなるほど早いピックストロークリズムが演奏できるようになります。
最初はゆっくりめのフォーク楽曲のストロークからスタート。
長渕剛さんの楽曲やチューリップの「サボテンの花」などがよいテンポで練習できますね。
そこから柔らかい手首の振りとスナップができるようなってきたらフラメンコ的なリズム、そしてファンキーなカッティング高速ストロークと難易度をあげてゆくのがいいですね。
おすすめは「地中海の舞踏」「Long Train Running」「Tell Me Where You Going」かな。
あとスピッツの「ロビンソン」もよいストローク練習になりますね。
ああ、Beatlesの「Babys In Black」もいいですね。
手首のスナップ、しなやかさ、回転の感覚などがつかめてピックでのストロークが得意!となればあとはフィンガーピッキングでも自然と同じグルーヴが再現できるようになります!
遠回りのように感じるかもしれませんが、実はこれが一番の近道なんですよねえ。
僕も新しいグルーヴにギターで挑戦するときは今でもこの手順にそってアレンジ&練習しています。
みなさんのギター練習の参考にしてくださいね!
2011/12/23
ライブ終了!
ホテルの方もとても暖かくむかえてくれて、全ての人が笑顔に包まれた素敵な会でした。
そこに音楽家として参加できてほんとうに光栄です!
呼んでくださったみなさん、聞いてくださったみなさまありがとうございました!
写真は控え室で帰り支度してる様子。
旅行カバンは機材で満杯です!
2011/12/21
ジャズギター メンテナンス 18
所要時間1時間というところでしょうかね。
さっそく演奏してみましたが見違えるほど弾きやすくなりました。
ベンド度にガリガリいっていたフレットもするっとした感触に変化して、思い通りの音色にすぐにアクセスできるようになりました。
フレット磨きは毎回やったほうがいいんじゃないかなあと思うくらいよくなりました。
みなさんもぜひこの記事を参考にしつつ、大事なギターの手入れをしてあげてくださいね。
それでは!
ジャズギター メンテナンス 17
僕の使用してる弦はエリクサーのNanowebというシリーズ。
そこのセット弦を2種類購入して、そこから目的の弦を取り出して混ぜて使っています。
ちなみに買ってるセットは普通のMedium ゲージのニッケル弦セットともうひとつは7弦ギター用のセットです。
ゲージは011. 014. 018. 028. 046. 056. となっています。
Tuck Andressさんのギターと同じゲージ設定ですね。
ちなみにTuckさんはアーニーボールを使用しています。
ジャズギター メンテナンス 16
つまり18Vで駆動してるということですね。
太くてはっきりとした音で出力されるようになります。
この改造はとても効果が高くでる改造なので良いと思いますが、ピックアップが何ボルトまで対応してるかチェックしてから試さないと壊れてしまいます。
試す人は自己責任でお願いしますね!
ジャズギター メンテナンス 15
ぼくのL-5はリアピックアップの部分はダミーになってます。
ピックアップのように見えますが実は電池ボックスなんですね。
音はフロントに配置されたバルトリーニ社製アクティブピックアップ「Bartolini TXE」からのみ拾っています。
とてもクリーンでフラットな音色がします。
ジャズスタイル演奏にはむかないサウンドだとは思いますので誰にでもおすすめできるわけではありませんが、フルサイズの周波数を使った伴奏などのギターが欲しい方にはおすすめのピックアップシステムです!
ジャズギター メンテナンス 13
すばらしくきれいになりました!
僕はギターにジャンボフレットを打ち込んでいるのでほとんど演奏中に指板に指が触れる事がないのですが、それでもやっぱりローフレット側では指板それ自体も削れて波打ってきていました。
この先何年かしたら指板ごと交換しなくてはいけないようになるんでしょうかねえ。
そこまで使い込めるなら頑張ってみたい気もしますね。
ジャズギター メンテナンス 12
指からでる垢や汗、そして埃なども付着してずいぶん汚れています。
そして先ほどまで使っていたふれっとみがきんお研磨剤も付着していますので、まとめてオレンジオイルできれいに拭ってしまいたいと思います。
ギタークロスにオレンジオイルをしみこませてはこすります。
ジャズギター メンテナンス 10
研磨布はこのように真っ黒になってしまいました。
なんでもないように見えてもこんなに汚れが蓄積していたんですね。
どうりで弾きにくいと思いました。
前回のライブではそのせいで2nd Stageで指切ってしまったし、やっぱり日常の手入れは大事なんですよね。
心をいれかえてしょっちゅうやるようにしたいと思いますよ!
ジャズギター メンテナンス 9
左側がフレット磨きで磨いたあとのフレットです。
ずいぶんきれいになりました!
でもフレット自体の摩耗がずいぶん増えていました。
いずれフレット打ち直しの必要が出てくるでしょうね。
あと2年くらいは使えるといいんだけど、どのくらいギター毎日弾くかによるなあ。
ジャズギター メンテナンス 8
ちょっとした心遣いですが嬉しいですね。
大きめパッケージの多弦ベース用もあったら嬉しいんですけどねえ。
ベースも磨きたいので!
ジャズギター メンテナンス 7
長年やってなかったのでフレットがくすんで滑りが悪く、ベンドもビブラートもやりにくい!
ストレスなく演奏する為に今日はきちんとフレットも磨きたいと思います。
こちらが専用のフレット磨きキット。
布に研磨剤がコーティングされていてただ磨くだけで汚れを除去できる製品。
液状タイプのフレット磨き剤だとフィンガーボードの木の部分が心配になりましたがこれなら大丈夫ですね!
今は良い製品がでていて大助かりですね。
ジャズギター メンテナンス 6
特にネックの部分は演奏時の指の滑りやすさに直結するので丁寧に汚れを落とします。
特に洗浄剤などは付けずにまずは時間をかけて布で磨いてゆきます。
こんな感じにきれいになりました。
ジャズギター メンテナンス 5
最近はマイクロファイバーで出来たギタークロスを愛用しています。
まずは埃を払うところからはじめて、指紋など軽く除去してゆこうと思います。
ジャズギター メンテナンス 4
よくこんな弦を弾いていたなあと思うほど。
みなさんはこうならないようにこまめに弦を交換してあげてくださいね。
普通の弦なら一ヶ月に一回、コーティング弦でも三ヶ月くらいでは交換したいところですね。
ジャズギター メンテナンス 3
弦も太いものは針金のように弾力があり、無理矢理はずすと跳ね返ってきて自分の体やギターを傷つける恐れがあります。
ライブ前に怪我したら笑えないので最新の注意をもって作業するようにしています。
ジャズギター メンテナンス 2
所々黒ずんでるところがありますが、なんとかごまかして使ってしまいました。
やはりコンスタントなライブ活動がないと変えないでもなんとかなってしまうのが良くないですね。
来年はもっとライブの回数を増やしたいな。
古い弦を外します。
ジャズギター メンテナンス 1
今年も一年、弾きに弾きまくった自分のメインギターL-5。
弦も錆びてきましたし、電池も弱ってきました。
その上フレットはくすんできてベンドがやりにくくなったりビブラートのかかりが悪くなったり、フィンガーボード上の汚れもネックの滑り悪さも演奏に支障がでるレベルになってきました。
基本的に僕はあんまりギターの掃除をしないようにしてます。
それは憧れのTuck Andressさんのギターのように使い込んだ風合いにしたいと思ってるからなんですが、さすがに演奏がやりにくいというのは問題ですよね。
今回はフレット磨きなどのメンテナンスについてレポートしてゆきたいと思います。
写真はぼくのいつも弾いているギターL-5CESです。
Tats Ya新曲がiTunes Jazzチャート11位!
ダウンロードしてくださったみなさまありがとうございます!
僕もスタジオでアイデアを出したりアドバイスしたりと一緒に作り上げた作品なので評価していただけてうれしくおもいますn。
これからも若いミュージシャンを世の中に出してゆく手伝いも自分のライフワークとして続けてゆこうと思います。
自分の音楽と両立するのは大変でもありますが、やっぱり仲間が増えてゆくことは人生のもっとも素晴らしい経験ですね。
これからも新しい才能ある人々と出会ってゆきたい。
そしてマイルスデイビスのような人生経験をしてゆきたいと思っています。
Fly Me To The Moon
ギターにおけるコード伴奏はとっても簡単です。
以下のような手順ですすめればあっという間にどんな曲でも弾けるのです。
・コード譜面を用意する
・コードフォームを確認する。
・Trans Chord Formを使って6弦ルートのフォームと5弦ルートのフォームを組み合わせ、できるだけ近い場所だけで弾くようにする。
・左手のフォームが完成したら右手で何かのリズムパターンで弾いてみる。ボサノヴァのリズムやジャズのリズムとか。
・あとは練習!
簡単ですね!
ギターは誰でも簡単に弾ける楽器。
どんどんたくさんの人にトライしてほしいと思います!
To Guitar Lesson Student
自分らしい解釈の伴奏を作る為にたくさんのコンセプトを知っておく必要がある。
コード進行にそって指定されたコードだけ弾いていたのではステレオタイプな演奏になってしまう。
いくつかのアイデアを図に書いておきます。
2011/12/20
Tats Ya最新作がiTunesでリリース!
ぜひダウンロードしてきいてみてくださいね!
せつなくて素敵なギター演奏になってます!
手に入れたキーボード
USB経由でMac Bookと接続して内部の音源をならせるすぐれもの。
ベロシティなどのデータも一緒に入力できるので、マウスでデータを打ち込む作業よりも人間味あふれる演奏が残せるんですね。
デジタル音源でも使い方によってはオーガニックな風合いが出せるということですね。
このあとのレコーディング作業がまた楽しみになりました!
吉祥寺スターバックス
とってもかわいいUSBキーボードが手に入って満足のふたりはそのまま足を伸ばしてスターバックスにきました。
さすがに表は寒いので店内でこれから珈琲タイム。
店の外にはクリスマスツリー。
しばしこの季節を楽しんで帰ろうと思います。