2011/10/16

アドリブがもっと簡単に誰でもできるようなメソッドを研究中

今年のテーマは「アドリブをもっと身近なものに」です。
誰でも簡単にアドリブができて、しかも確実にかっこよいフレーズが弾ける、応用も簡単というメソッドの確立が目標だったのですが、一年間取り組んできたおかげで完遂できそうです。

さてそのメソッドの中核となるのは「シェイプ」というワード。
アドリブメロディを特定のタイムとマッチさせて演奏する「フレーズ」という考え方をやめて、そのシェイプであればどのタイムで弾いてもよいとすることで、どんなリズムにもどんなコード進行にも即座に応用可能となります。

例えばジャズの巨人Wes Montgomeryは1,2,3,4,5,7,9というシェイプをよく使います。
この順序で音を並べればWes的なフレージングになり、Wesの感性と同じメロディラインが自動的に生まれます。
それはどんな発音タイムであってもです。
ただし基本的にはこのシェイプを崩さないこと条件です。
まあ崩せば更に面白いものが発見できるかもしれないので、そこから先は実験、つまりは本当のImprovisationになるのかもしれませんが、とにかく最初はシェイプを遵守することなんですね。
偉大な先人の感性を借りながらも自分らしく応用できるということなんですね。

言葉で説明するだけではピンとこないではないかな、と思うのでサイトに後悔するときにどんなイラストでフォローするか考えていますが、まだ良い方法が発見できないでいます。
でもまあ先ずは文章だけでもこのメソッドを順次公開してゆこうかなと思い始めました。
作ってみなくてはわからないですものね。
始めから完成されたサイトやメソッドでなくてもいいんでしょうね。
後からバージョンアップしてゆけば。

Acousphere Adlib Method 1.0。
近日中にリリースしてゆきたいな。