2015/09/16

Interview。

年下だから人生の経験値も下であると思うのは間違いだ。
ここ最近はそう思わされることが断続的にやってきて、少々自信を喪失してしまうほどだが、自信消失という感覚が自分にあるのは僕が上の言葉を軽んじていた証拠かもしれない。
まずは反省しなくてはならない。
ある穏やかな人物と青年時代の話をなんの気なしにした。
温厚篤実を人の形に成型したようなその人は学生時代ケンカにあけくれていた。
自分だけでなく他人の案件でもそこにケンカがあれば参加するほどだったそうだ。
またある人は複雑な少年期を過ごし、そのときの苦境を打破するために問題に向かい合ってたくさん考えたことで少年時代に達観してしまったと話してくれた。
その経験はなかなかに壮絶であり、なるほどその人物の哲学と合致する。
僕には想像さえできない状況を経験していたとは気づくことができなかった。
人は奥深いものだから舐めてかかってはいけない。
やっぱり聞くこと、インタビューをする能力は大切だと改めて痛感した。
まだまだ学んでゆかなくてはならないなあ。