この四日間、清水くんが東京に仕事できていた。
Acousphere Guitar Schoolで講師としてたくさんの生徒さんに熱血指導をし、合間に僕と今後の音楽ビジネスの展望などについて話したり目まぐるしい日々。
やはり彼がいるといろんな意味で面白い。
意見交換であったり、セッションであったり、ギター改造談義だったり、全員が彼と一緒の有意義な時間を過ごせていると思う。
今回話題になったもののひとつはギターのフィンガーボードのデザインについて。
ギターの構造上、また演奏の性質上1弦は弦落ちしやすい。
しかしながら弦の配置はデザインを重視して左右対称になっている。
これを解消する為に6弦側に全体を移動し溝を切るデザインの方が、イントネーションにおいても操作性においても優れているのではないか?という話。
清水くんは実際にそうゆうデザインをされたギターを見て、弾いた事があるという話だったので、感想などきいてみたのだがだいたい僕と同じ意見であった。
6弦側に移動する事で左手親指でのベースノートのホールドもやりやすくなるし、6弦をベンドの為に上方向に押し上げる事はしないので弦落ちも気にならないはずだ。
しかしこれもまたやってみなくてはわからない。
もしかすると6弦の弦落ちが予想以上にはげしくてデメリットが勝ってしまうかもしれない。
次に彼がくるときまでの宿題となりそうな案件だが、とりあえずそういうデザインのギターがどうなるのか使ってみたいので、一本そのコンセプトで仕上げてみようと思う。