2014/04/01

黒い背景を僕のうちで作り出す為の考察。


自分の作った過去の映像ファイルの中で、一番黒いバックになったのは上の「Take Five」のアコカフェでのライブだろう。
こうして見ると黒い背景になるために大事なのは空間と照明なのかもしれない。
見せたい物にだけ正しい光量の明かりがスポットで届いていて、見せたくないものには光を与えない。
それだけで自ずと黒い闇の空間が演奏者の後ろにひろがってゆく。
シンプルに考えればそうだけれども、シンプルゆえにこれが難しい。
まず照明の当て方の問題。
僕が持っている照明ではピンスポットにしたり光量を調節する機能が弱い。
結果後ろにあるうつしたくないオブジェクトも光ってしまう。
それに空間。
影がしっかりと落ちてくれる広い空間など一般の家庭にはもちろんない。
よっぽど倉庫とか、体育館とか、はたまた街灯のない山奥の駐車場とかでなくてはそんな環境に出会えない。
この点に関してはひょっとすると黒く塗りつぶした壁面を用意すればある程度できるかもしれないが、黒に塗ったとはいえ光があたってしまえば「黒い壁」として正体が明かされてしまうかもしれない。
このあたりのノウハウをこれからどうやって作ってゆくのかが自分の課題だ。
まずは黒バックを作ってみて実験から!