Pearl社の練習用ドラムセット「Rhythm Traveler」の組み立てが完了したので、カフェの隅っこに持っていって設置してみました。
おおよそ100cm x 100cmくらいの敷地に収まってくれました。
以前ぼくが持っていたYamahaのHipGigよりはだいぶん小さい印象ですね。
HipGigは小さくなるもののサウンドはまさに本格派だったので、自宅での練習や宅録では実用性に乏しく、ドラムがない現場に持ち込む際やストリートライブなどでしか活躍しなかったのでした。
なので手放してしまったのですが、今回のRhythm Travelerはその点音量も小さくてとてもいい感じ。
ブラシをつかってそーっと叩けば深夜でも練習できそうなくらいです。
それでも身体を動かす練習やタイミングを感じることはできるので僕にはちょうど良い製品だと思いました。
そして防音室に持ち込んでスティックを使って強めに演奏すれば本格派の響きも作れてレコーディングなどにも活躍しそうな雰囲気。
こちらはまだ試してないのでどうなるかはわかりませんが、また違うタイミングでレポートできればと思います。
ギタリストでもボーカリストでも、全てのミュージシャンにとって「リズム感」というのは最も大事なものになります。
ピッチが完璧でも、抑揚が素晴らしくても、美しい音色でもハーモニーでも、発音されるタイミングが悪ければ「かっこ悪い音」になってしまうのが音楽なんですね。
良い演奏家を目指す人はぜひドラムなどシビアなリズム楽器を使って、ひとつ上のリズム感を身につけて欲しいと思います!