今日はレコーディングにおけるTipsをひとつ紹介したいと思います!
お題は「ドラムをどのくらいの音量でミックスするか?」にしましょう。
まず大事にしたいのは、その音源においてどの楽器が一番大事で、聞く人に聞いてもらいたいものかということの判断ですね。
例えば伴奏のギターがとても素敵で聞いてもらいたいなら、そのギターを聞く耳を阻害しないようにミックスしなくてはならないのでドラムは小さく、最低限リズムがどこにあるのかが伝わるようにミックスします。
がしかし、ギター伴奏が少しゆらいでいたりすれば、それの頼りなさを補うためにドラムを少し大きくミックスしたりもします。
更に、メインのギターやボーカルがずいぶんと頼りない雰囲気だった場合は、リスナーの耳をリズムに惹きつけてクオリティを高く思わせるために一番大きな音でミックスします。
このようにミックスひとつで楽曲の雰囲気からクオリティまでコントロールできるんですね。
でもできればコントロールのためのミックスにならないように、すべてのトラックが最高の状態で完成してるのが一番。
そうなれるためには毎日の練習と実力を養うことが大事ですよね。
それでは!