2012/01/19

今日の備忘録。レコーディングで気づいたこと。

今日もいましがた弟子たちが帰途についてスタジオの一日が終わった。
今日こそはレコーディングをしようと意気込んで始めた一日だったけど思うようには進まなかった。
でもそのおかげで取り組むべき課題を再認識したので有意義な一日がだったと思う。
気がついたことを備忘録として書き記しておこう。

いま取り組んでいるのはBlack and Whiteのソロギター。
もう一年近くレパートリーとして演奏してる曲なので録音に対する不安はない。
でもライブ活動が極端に少なくなっている今、自分のフィジカル面での勘が戻らない。
たくさん練習すれば戻ってくるものではあるけれど、やっぱりコンスタントにライブでの活動もしていないと錆び付いてしまう部分もあるのかもしれない。

テンポ設定の難しさも再認識した。
125bpmからはじめて130bpmまで試したがしっくりいくのは127bpmだけ。
それより早いと演奏全体が急かされている感じになる。
それより遅いと音を置きにいってる感じになって演奏が安全志向に聞こえる。
1bpmも譲れない状態。
これは伴奏のギターだけでグルーヴを成立させようという意識で挑んでいる時にしかわからない現象だろう。

ギターの弦高も問題のようだった。
僕のメインギターはライブでも使うので弦高を高めにセッティングしてる。
アドレナリンが出てきた時の強めのエネルギーもギターで受け止めるためだ。
でもレコーディング時においてはそのような肉体的な現象は生まれないのでいくぶんギターを弾きあぐねてしまう。
やはりレコーディングに適したセッティングのギターが必要かもしれない。
もっと弦高を低く設定したFully Under Controlなギター。

そして寒さ。
冬場は指先が基本的に動かない。
ほんの少し外に出ただけですぐに体のパフォーマンスが落ちてしまう。
テクニカルな楽曲に最高のパフォーマンスで挑むには季節も大事になってくるのかもしれない。
冬場はもっと作曲や勉強などに時間を使うべきなのかもしれない。

明日からしばらくは再度トライしてみようと思うが、柔軟に考えて活動しようと思う。