たくさんの弟子たちに囲まれて指示をする毎日。
いわゆる社長業っていうんですかね。
まだ慣れませんがだいぶん的確に指示が出せるようになってきたかな。
こうやって経験値を積む事で人は少しずつ大きくなるのかもしれないですね。
僕も新しい自分に出会えるよう毎日がんばってます。
さて、今日の備忘録。
マスタリングでわかったことがひとつ。
「ひとつのリスニング環境、スピーカーに依存してはならない」
Acousphere Studioには立派なMastering RoomとMeyer Soundのスピーカーがあります。
これ以上ない音作り環境だと自負していましたが、今回はそのシステムでは聞こえなくて、もっと安いスピーカーだと起こる現象に苛まれました。
その安いスピーカーをスタジオに持ち込んでの音色補正作業になったのですが、それでも聞こえてこなくて、もとのリスニング環境(今回はカフェスペースでした)に再度戻してマスタリングととにかく大変でした。
もっぱらある音の低音の回り込みが問題だったのですが、壁をミュートしていないカフェスペースだからこそビビッドに反応したみたいですね。
防音されたスタジオでは聞こえない音がカフェにあったということですね。
スタジオは万能ではないってことなんですね。
正しくフラットに再生される音を探すにはフットワーク軽くいろんなスペースやスピーカーで鳴らし、実験するのが大事なんですね。
だからレコーディングマシンはMac Bookみたいなノートパソコンがベスト！
今回もたくさん勉強させていただきましたね。