音程もリズム感も声量も歌にとっては大切な要素だがそれらが最終的にその楽曲が持つ物語の「ストーリーテリング」のリアリティにつながっていなくてはならない。
その点でも接吻における田島貴男さんのボーカルは完璧だと自分は思う。
バブル時代の物質にあふれた贅沢すぎる雰囲気がAメロ冒頭の歌詞に感じられる。
「ああ、どこか、物足りない、今日は」という部分だ。
そこを実に上手に最高のイントネーションで歌っている。
十分充足してるけれど何か、物足りないというプラスアルファの欲求。
その感じが本当によくできていてこの歌を聴くだけで日本のバブル期に滞留していた空気感を追体験できるような気にもなる。
本当にそういう意味でもこういう曲は次世代に残し人に聞き続けてもらいたいものだと考える。
音楽は時代を映す鏡。
自分も今後どんな時代の事象を切り取って音楽に変換してゆくべきか考えて挑んでいかなくてはならないな。
それにはまだまだ力量と勉強が足らないけれど。
そんな田島さんの歌声は以下のリンクから。
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