2016/06/25

Modal Interchangeについてわかったこと。


この数ヶ月アコースフィアカフェのリニューアル、全ての再考察を行い、ようやく結果も出て落ち着いて来た。
作品づくりに向かい合う事はできなかったのでもっぱら音楽の方は勉強をしているといった感じだったが、おかげでまたたくさん新しい事に気付く事ができた。
箇条書きにして備忘録としておこう。

「7つのモードとModal Interchangeについて」
・世の中の音楽の多くがIonianかAeolianモードを基本にして生まれてくる。
・Mixo-Lydianが基本となってうまれてくるBluesなどもあるがIonianとAeolianの方が断然多い。
・DorianとLydianを基調とした音楽はクリエイトできるが少しずつTonality(調性感)がなくなってゆく。
・PhrygianとLocrianはTonalityがぐっと減るので尚更難解な音楽にきこえてしまう。
・IonianからPhrygianへのModal Interchangeを行うと部分的に転調(Modulation)してるように聞こえもはやModal Interchangeという事象では捉えられなくなる。
・AeolianからPhrygianへのModal Interchangeはスムーズに行える。モードの構成音が近い所には行き来するのがやりやすい。
・モードには互換性があり、近いモードを経由しない場合はModulationのような事象となってしまう。

井上くんとこの研究を通して今後のSonascribeの音源作りにおいて少しずつモダンなハーモニーを導入してもらいたいと思っている。
そのためにも何をTonalityの近くにあるハーモニーと捉え、何をTonalityの外に出ているのかという微妙な差異を感じられる耳と感性を養ってもらいたい。
モードとModal Interchangeの勉強、体験は彼にその感性をあたえることになるだろう。
そしてうちの弟子達すべてにこの感性をいつしか持ってもらえるようになってほしい。

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