2015/08/28

後世に伝えてゆくということ。


今日のレッスン最後は麻生くんにTuck AndressさんのEuropaを教えていた。
気がつけば1年近く教えているかもしれないが、その甲斐あってもうすぐ終わろうとしている。
Tuck Andressさんが作り上げた唯一無二の奏法「One Man Rhythm Section」。
それを継ぐ者になろうと僕が決めたのが24歳、バークリー留学から帰って直後の東京だった。
コピーし学び、ライブにいっては貪欲に盗み、そして縁があってTuck&Pattiさんと家族ぐるみの付き合いになって15年。
いまだに僕が後継者としての仕事をできているかといえば疑問しかないのだが、少なくともTuckさんの英知を弟子に伝え後世に残るような活動はできていると自負する。
もうすぐ麻生くんがステージで僕のかわりに、Tuckさんのかわりに演奏したくさんの人にギターの真の姿をみせてくれることになるだろう。
そのステージをみるのが楽しみである。
次はこの曲を井上くんに教えないとなあ。
Sonascribeにもがんばってもらわないと!