2015/06/06

BMPCC。


BMPCCとはBlack Magic Pocket Cinema Cameraの略。
マイクロフォーサーズ規格のレンズをつけて16mm映画のようなレンジの広い動画を撮影できる最新のカメラだ。
ずっとCanonやNikon、Sony周りの一眼レフ動画撮影機をチェックして来たが、じつは知らない間にPanasonic、Olympusのマイクロフォーサーズ陣営がすごいことになっていた。
YouTubeのレベルが高い作例はGH4のものが断然多く、5軸手ぶれ補正はOMD EM5 MK2がすごい。
いずれのカメラもLumix-LeicaやNoktonなどの明るいレンズを装着できて美麗な映像が多く、またレンズの種類も抱負でかゆいところに手が届く状態になっている。
同じミラーレスでもEOS Mはこの3年間でEF Mレンズは5モデルだけでやる気無し。
NikonもSonyも独自規格で広がりのないレンズ群でマイクロフォーサーズ陣営に完全に遅れをとってしまった。
僕も最近こちら側に乗り換えたのだがレンズの作例を探すうちに目にするようになったのが「BMPCC」の暗号だった。
上の動画がそのカメラで撮影したものだが、すごい。
これはもう本当に「映画」ですがな。
動画をRaw画質で保存でき、あとからカラーグレーディングすることでこれだけのHigh Dynamic Rangeの動画にすることができるらしい。
僕が不勉強だった間にカメラの世界の潮流は大きく変化していたようだ。
EOS 5Dが長く業界標準機になると考えて愛用して来たがすでにCanonの時代は終わっていたようだ。
GoPro、BMPCC、Nebulaと新しい企業のイノベーティブな製品に久しぶりにアーリーアダプトしてみようかと思う。
しかしまあ、面白い時代だなあ今は。