Acousphere奥沢です!
先日うちのレコードレーベル所属アーティストのプロモーションビデオを鎌倉で撮影しました!
深夜に車を走らせて夜明けの海を背景に演奏してる動画と美しい海を録画しようと盛り上がり、2:00に荻窪を出発して鎌倉は由比ヶ浜へ。
今回録画したい風景は夜明けの海岸線。
短いマジックアワーの中で動画をいっぱい撮りたいと考え機動力をあげようと思い三脚を新調しました!
僕の選んだのはマンフロットというメーカーの三脚。
以前使っていたビデオカメラ用の三脚とはだいぶん違うコンセプトでデザインされているんですが、今までの経験からいうとこういうタイプの方が僕には使いやすいのではないかと考えました!
結果からいうと使いやすくて大満足の良い三脚!
なのでおすすめレビューを書いておこうと思います!
今回はじめて購入したマンフロット製品。
ケースはこのようなおしゃれなデザインでしたよ。
とってもイタリアンテイストあふれるパッケージですが、マンフロットはイタリアの会社なんですかね。
箱からしてワクワクさせてもらえるのは嬉しいですね。
毎度おなじみの開梱の儀!
開けるとこのような感じで三脚が出てきました!
中に入っていたのは三脚本体といくつかの説明書。
まあ説明書は読まなくてもある程度はわかると思うのでパッケージに戻してさっそく三脚を触ります!
さっそく脚をひらいてみて三脚を自立させてみました。
この製品を選んだひとつ目の理由は軽さ。
確か1.7から1.8kgくらいだったと思います。
ヨドバシカメラの在庫をぐるっと眺めた中では最軽量の三脚の部類に入る軽さでした。
カーボンでできてる三脚はかっこ良くて軽くて憧れですけどね。
僕の買ったマンフロットはアルミで出来ているようです。
雲台に接写してみました。
カメラの裏にアタッチメントを取り付けておくタイプなので、いざという時やバッテリー交換時はすぐに外せていいですね!
ネジを回す部分の指で持つ部分も大きくできていて回しやすいです。
ほんの少しの心遣いですが、そのへんのデザインひとつで使いやすさや機動力が変わりますよね。
とっても考えられてるなと感心!
僕が前に使っていた三脚はカメラの角度を調整するヒンジの部分がボールタイプではなくて、縦方向と横方向ふたつの歯車によって調節するタイプでした。
これが僕には使いづらかった!
ちょっとした水平を取りたいときにもふたつのネジを緩めて細かく調整しないといけない訳で。
とにかく時間を奪われてわずらわしかったのですよね。
でもマンフロットはその点僕にはピッタリ!
ボール式になってるので、いつでも気軽に緩めて水平をとったりアングルを決めたり簡単で早い!
ただし緩めすぎると自重でカメラがガタン!となりますのでその辺は注意がいりますね。
まあそうならないようにもうひとつのネジで摩擦力を上げることもできるようになってるので心配しなくても良いかもしれませんが。
良くできてるな!
このツマミがヒンジ部分の圧力をすぐに緩められるツマミです。
これとは別に基本の圧力をコントロールできるツマミが反対側についています。
とてもコントロールしやすくて、望みの角度、水平をすぐに作る事ができ、鎌倉の海を撮影するのにすごく役立ちました。
やっぱり水平線は水平に撮りたいですからね!
雲台のロック部分の写真です。
こちらはロックがふたつついていました。
外す時に使用するロックと、外したあとにスライダを固定してオープンにしておくためのロックのふたつ。
カメラが勝手に外れないようにするための安全装置なのですが、とっさに外したい時にはちょっともたついてしまいますね。
がしかしこういう部分にもこだわりが見えていいですよね。
使う側の自分がこういう部分にも慣れて使いこなせるようならないといけませんね。
三脚の脚の部分から上を伸長させるとこのようになります。
伸びる長さは30cmくらいでしょうか。
こちらも調節ネジに圧力がかかっているので急激にストンと落ちる事はなさそうです。
もしも落ちたとしてもこのようゴムのリングがついていまして、衝撃緩衝材になってるんですよね。
しかもこのゴムリングのデザインもかっこよい。
いいですねえ。
三脚の脚の部分は開き方がふたつ選べるようになってまして、その選択のためのロックが根元についています。
ここをクルっと回すと大きく開くようになって、カメラを低いアングルまで下げる事ができるいうになります。
迫力ある映像を撮るのに低いポジションはとても良いですし、ポジショニングの自由度があがるのは嬉しいですよね。
机に置くとか、車の中にセットするとかいろいろ使えそうです。
実際に一番開いた状態で床に置くとこんな感じです。
お隣写ってる我が愛犬もなさんの体高と比べていただけるとわかりやすいかと思います。
ちなみにもなさんの犬種はコーギー カーディガンで、体高は30cmくらいですかね。
太って見えますがこれでも太ってない方でなんです。
一番高くして三脚を立てるとこんな感じです!
もなさんとの距離で比べていただきたいのですが、一応補足すると大人の伸長よりだいぶん上のポジションまであげられます。
この三脚だけである程度は人混みなどの上からでも撮影できるということですね。
ギタリストの演奏を撮影する時にはこんなアングルも迫力が出てきたりしますし、また手元や演奏内容がわかりやすくなることもあるんですよね。
なので少々大きめの三脚に僕は満足しています。
良い道具があると思い通りの作品が作れたり、クオリティの高いものが作れるようになったりしてクリエイティブライフが楽しくなりますよね。
これからも最低限ではありますが、自分の作品制作生活に必要な良い機材を探して、そして作品作りに活かしたいと思います。
そしてこのマンフロットの三脚の機動力を活かして撮影した動画作品がこちらになります!
鎌倉は由比ケ浜の早朝、一瞬のマジックアワーをバックにAcoustic Sound Organizationのプロモーションビデオをとりました!
これからも選りすぐりの機材と一緒に映像作品もたくさん作ってゆきたいと思います!