その中のひとつは「リハーモニゼーション」をテーマにした作品を作ること。
リハーモニゼーションとは曲のコード進行を新しくつけ直すこと。
あるメロディに対するコード進行はひとつしかない訳ではなく、いろんなコード進行があてはまる。
例えば!
Beatlesの有名な曲、Hey Jude。
元々のコード進行は下のようになってる。
Fmaj7
Hey Jude Don't make it
C7
Bad. Take a sad song and make it
Fmaj7
better.
僕が好きなリハーモニゼーションはこんな感じ。
Dm9
Hey Jude. Don't make it
Am7
Bad. Take a
Bbmaj7
sad song.
Bbmaj on C
and make it
Fmaj7
better.
このコード進行で歌うとすごく落ち込んでいる曲に聞こえる。
最初にふたつマイナーのコードが続くからだろう。
でもそのマイナーコードに対比してBbmaj7コードがとても明るく聞こえる。
まるで救いの天使が降りてきたかのような雰囲気を醸し出す。
リハーモニゼーションをしながら弾いているとメロディよりも
そのバックグラウンドを支えるコード進行やコードの響きが感情表現にとって
重要なんだなといつも感じる
この素晴らしいリハーモニゼーションの世界を伝えてゆけるように
リハモをメインテーマにした音楽作品も残したいと思う。
そのためにももっともっと音楽のことを勉強したい。
来月、サンフランシスコまで師匠を訪ねて、
新しい音楽とギターの事を学んできます!