2011/10/26

露木くんのレッスンできがついたクリシェの事。

今日もギタリスト露木達也くんのギターレッスンを受講しました。
素晴らしい内容でたくさんの新しい発想をいただきました。
今日一番の発見はJazzにおけるクリシェの使い方。
僕にとってのクリシェは同じコードが続く場合に内声のメロディとしてこっそり使うとか、ベースラインが半音階で進行する場合に出てくるとかくらいの発想しかなかったのですが、そのクリシェをメロディの一部として扱ったジョビンの話、そしてクリシェをアドリブフレーズの構造体の中心に据えてそれを装飾したであろうチャーリーパーカーの話は衝撃的でした。
僕も弾いていたフレーズですが露木くんの視点から考えると全く違った流れを見せてくれるんですよね。
その結果かんじることができる音楽世界が広がりましたので、明日からは違った感覚でまたアドリブに関わってゆけそうです。
その世界に導いてくれた露木くんに感謝です。
何をするか、よりも誰とするか。
僕は良い弟子と良い先生に恵まれました。