2010/10/21

新型Mac再考!


いや〜、Mac Book Airの発表につきあった今夜。
いまだ興奮さめやらぬといった感じの私ですが、
ずっとほしかったタイプの製品が出来たということで
本当に嬉しく思いますね。

さあ、今夜の発表で今後コンピューターは
どういった方向へ進むのでしょうか?
自分なりに考えをまとめてみたいと思います。

・DVD、CDメディアの終焉
どんどん増えてきますねネットブック的製品。
オプティカルドライブを装備したパソコンが
過去のものとなりつつあります。
特に今回Mac向けのApp Storeの発表は
これら古い物理メディアの終焉を予感させますね。
アプリケーションもダウンロードで買う時代。
そしてその先にあるのはダウンロードもせず
パスコードひとつでクラウドに接続して使用する権利。
ますます音楽業界や出版業界は
隅っこの方へ追いやられてしまいますね。
パッケージビジネスは本当に終わりなんですねえ。

・マルチタッチデバイスの二極化
ジョブズの話によればラップトップパソコンには
タッチパネルディスプレイは絶対に合わないとのこと。
斜めになったディスプレイを指で触るのは疲れるし
たぶんヒンジの強度も持たないでしょうね。
これは全く納得します。
だからタッチデバイスは平たく置いたものでないと。
そういう意味では今のトラックパッドが
ラップトップの理想型なんだそうです。
なるほど!
でもiPadのような製品も初心者には必要ですよねスティーブ?
ということでラップトップにはトラックパッド、
モバイル機器や初心者向け直感的プロダクツには
タッチパネルディスプレイと
二極化してゆくのではないでしょうか。
初心者にはトラックパッドやマウスさえも
敷居が高く感じるんでしょうね。

・フラッシュストレージの拡大
これは正直驚きました!
だって絶対SSDだって思っていましたからね。
SSDを更に小型化する為に中身のフラッシュを出して
マウントしたって事なのかもしれませんが
それによる恩恵はきっと多いのでしょう。
僕には詳しい事はわかりませんが、
SSDよりも起動速度が早いらしいですよ。
ということはiPhoneみたいに1秒くらいで
バシッと立ち上がるパソコンって事かな?
だとしたらすごいですな〜!
もちろん容量の少なさなどの問題もありますが、
自宅ではUSB経由でHDにつないでバックアップすれば
全然問題ないですねえ。
今後もSSD、もしくはフラッシュストレージは
増えてゆくんじゃないでしょうかね。

・ネットブック再燃?
AppleのiPad発明のおかげで
すっかり下火になったネットブックブーム。
しかしここへきてAppleが出した新しいAirの次男坊は
11inchのまさにネットブックではないでしょうか。
これによってまたネットブックのブームが再燃するでしょうか?
うーん、僕はそれはないんじゃないかなと思います。
よほどのユーザーでないかぎりパソコンに求める機能って
e-mail、サイト閲覧、テキスト制作、YouTube
くらいのものですよね。
だったらiPadで十分なんですよね。安いし。簡単だし。
写真や映像編集、音楽といったパワフルな処理は
やっぱりデスクトップが一番だし、
新しいAirのCPUでは非力かなあと思うのです。
(11inchは1.4GHz)
僕はなんとなく買いたいと思ってますが、
実際どの場面、どのタスクの処理に向いているのか
買ってみないとわからないですね〜。
音楽ソフトを走らせるのもどうかと思うし、
ライブのメインにするにはCPUパワーが足りない。
ビデオ編集には画面が小さいしパワー不足。
うーん、Web編集ソフトと連携しての
サイト更新かPagesくらいですかねえ。
やっぱりネットブックという企画は
どの会社で作っても中途半端になってしまうのかも。
でも今回のAirは違うといいんだけどな。

素人考えのログになりましたが
みなさまの参考に少しでもなれば幸いです!
では〜!