2010/09/07

今日のギタースタディ

アドリブを弾くときに大切なことの一つが、演奏にストーリーを持たせること。
美しいフレーズの流れや展開を考えて弾くということですね。
個々のフレーズをちゃんと弾くだけではなく、大きな視野で全体を見渡す必要があります。
ではどうすればそのような視野を身につけることができるか。
そのような意識付けをするためのアイディアを一つ。
自分が素晴らしいと思うアドリブの流れをアナライズしてみましょう!
例えばこんな感じで。

アドリブの1小節目から4小節目までは一つの長いフレーズ。
5小節目から8小節目は前のフレーズに呼応した形の長いフレーズ。
9小節目は3音の短いフレーズの連続で、
10小節目の1音目にクロマチックで解決する。

フレーズが上下する形、長さ、音符の種類、リズム、スケール、等々
注目すべきポイントは数多くあります。
素晴らしいアドリブにはこれらの要素が過不足無く含まれていて、
美しい物語を奏でているのです。

アナライズにチャレンジしてみたい人は、
Pat Methenyの「Have You Heard」(More Travelsバージョン)がオススメです!
美しいアドリブを弾けるように一緒にがんばりましょうね!

Posted by Acousphere Toshi
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