2013/05/31

ポスター制作!

仕事に復帰して、今日はずっとライブのポスターを作っていました!
8/12にモーションブルー横浜にて、Acousphere Recordのアーティストが集結するライブをやりますのでお楽しみに!
いやあ、たくさんのアーティストの写真を一枚に揃えて並べるのは大変!
疲れたので気分転換に散歩にいってきます!

Acousphere Cafe Day !

今日はAcousphere Cafeの営業の手伝いから一日がスタート。
相変わらずはやしもとくんの焼くベーグルは追いしそうです。
麻生くんもヘルプで入ってもらってるので三人でベーグル朝食。
掃除をして準備が完了したら、しばし意見交換会ですね。
僕が療養中に発見したことや、今後の音楽ビジネスのプランなど、
情報を共有しなくては!

胃カメラ体験記?

人生初の胃カメラ。
周りの人たちから大変だよと常々聞いていたので、
覚悟を決めて検診にいってきた。
どんなに辛くても今回ばかりは胃の状態を確認せねばならない。
そのくらい胃の調子が悪かったからだ。

漢方薬を飲み、いくつかの注射を射った。
口中に麻酔をし、喉にも噴霧した。
先生から、
「なるべくリラックスしてくださいね」
「眠ければ寝てもいいですよ」
と優しく言われたが緊張は絶頂。
寝れるわけないけど、まあ言われたとおりと思い目をつむる。

目を開くと違う天井が目に入る。
いつのまにかソファに座ってる自分がいる。
看護婦さんが声をかけてくれた。
「40分も寝てましたよ」
「先生から説明ありますからそっちの部屋へ」
どうやら胃カメラは終了したらしい。

歩こうにもフラフラで眠気がすごい。
術中に挿れていた鎮静剤の影響らしいがすごい効き目だ。
もうろうとする中、結果説明を受けた。
身体も内蔵もまったく問題なし。
しばらく安静にすれば良いとのこと。
安心した。

僕の胃カメラ体験は睡眠のため記憶にないので、
その苦しさ、辛さを語ることができない。
それはちょっと残念でもあるが、
痛みなく施術してくださったお医者さまに感謝。
荻窪に良い医院があってよかった。

2013/05/30

吉祥寺。

弟子のはやしもとくんと、Acousphere Cafeの買い出しに吉祥寺へ。
おでかけは楽しいですね。

2013/05/28

腹減ったが我慢。

ただいま深夜1:00。
この時間にこの写真を見てしまうと、もうどうにも止まらなくなる。
なぜだろう。
昼間に食べるとさして感動しないのに、深夜の夜食として作ると究極的にうまい。
このテイストは日没や成長ホルモンと味覚の関係性を示唆してるのだろうか?
興味深いサブジェクトではあるので、もう少し胃腸の調子が良くなって完治したらば、弟子たちと一緒に臨床実験を行うとしよう。
憧れの深夜食、袋麺やきそば!うまそうだなあ。

自分という作家に導かれて。

頭を良くする方法はふたつあると思う。
文章を読むことと、文章を書くこと。
そのどちらが効果的であるかは人によってマチマチだろう。
僕の場合は書くことの方であるようだ。

この数日間、身体の疲労を取り除くために静養していたが、その間つねにiPad Miniを携行し自分の思考を文章に起こし続けた。
仕事の考察、人生の考察、健康管理や食生活、プロジェクト、イベントなどなど様々な自分にまつわる事象を一から考えて文章にした。
おかげで頭の中でモヤモヤしていたものが一気にアウトプットされて軽くなった。
その考察の中で思いがけず見つかる新しい価値観やアイデアもあった。
考察することが苦でなくなり弟子達のコンサルティングの回数も増え、進歩的な会議が多くなった。

毎日大量のメディア発信によるニュースを読んでいるが、気づきを与えてくれる記事や言葉との出会いは多くない。
むしろ自分自身と向かい合い、文章にすることで客観的に考察する方が多くの示唆を与えてくれる。
自分で書いた文章であっても、それは先生のように自分に語りかけてくる。
またそれは自分自身の美醜で選んだ上質な言葉たちでもあり、故に自分の感性と響き合い言葉が突き刺さってくる。
自分が一番聞きたい話の作家は自分だということかもしれない。
ならば自分を導くためにも、できるだけ多くの物語をして作家活動をしなくてはならない。

2013/05/27

イケア!

体力もだいぶん回復してきたのでちょっと頑張って港北イケアまできました。
いつまでも休んでばかりはいられないのでリハビリです。
身体はちょっとだけしんどいですが、遠出は気持ちが安らぎますね。
Acousphere Cafeの買い物をして早めに戻ります!

モナさんをトレースしました!

我が愛犬、モナさんもトレースしてみました!
茶色の毛と白い毛の部分をどうやって描きわけるのかいいアイデアがないのですが、
それでも結構そっくりに描けたように思います!
これに今度は色鉛筆で色彩をつけてみようかな。

2013/05/25

はやしもとくん in キッチン!

Acousphere Cafeのキッチンにて笑顔で働くはやしもとくん。
愛用のでっかい鍋とコンベックオーブン。
キッチンもギターも絵になる男です。
はやしもとくんが店長になってもう半年以上経つんですね。
時間は早いなあ。

ギターをトレース中。

最近ギターレッスンで弾いてるソルアネモのトラベルジャズギターをトレース。
小さくて弾きやすくて、かわいくて、自分の子供のように感じてしまうギターです。
来月に荻窪のカフェ「ルココ」でフリーライブやるので、その時はこのギターで参戦です。

2013/05/24

漫画練習中!

Model T Nylonを写真にとってトレースしてみました!
Drawing Penで描くトレースが最近たのしくて夢が広がります。
いつの日か一本くらい漫画描いてみたいなあ。

ビートルズの分析譜面かいてみました。

Beatlesの名曲「Michelle」のコード進行を度数表記でアナライズした分析譜面を作りました。
まだちょっと体調が良くないのですが、そんな時だからこそ勉強するのも良いですよね。
それにしても美しいコード進行でうっとりしてしまいます。
最初にクリシェのおかげでImのコードが何色にも変わって聞こえるんですね。
そこに儚さが投影して、秋の枯葉道を歩くような雰囲気を出しているんですね。
それから多用されるディミニッシュのコードも素晴らしいですね。
歌のメロディの中にもディミニッシュのスケールからのノートが美しく使われているんですね。
分析して見えることはいっぱいありますね。
しばし、楽しく勉強もしたいと思います。

癒しの時間。

レッスンが終わってからほんの少しの間、Model T Nylonを弾いた。
程よい重さ、安定感、演奏をすべて受け止めてくれる絶妙なセッティング、音色、すべてが素晴らしくて弾いていて嬉しくなった。
そして気持ちが高揚して癒され、元気になってきた。
科学的には演奏した分体力が減って疲れるはずだ。
でも自分の身体はその逆で、美しい音色に癒され元気になる。
これが音楽の力、そして優れたクラフトの力なんだなと気づかされた。
こんな最低の体調だからこそ尚更痛感する。
僕も自分の手仕事による丁寧な音楽をもっと制作してゆきたい。
手間がかかっても丁寧に。
音楽を手がけるクラフトマンでありたいと思う。

2013/05/23

静養中ですがギターレッスンはやっているのです。

Acousphere奥沢です。
静養に専念しつつもギターレッスンだけは開講しております。
不安定なミュージシャン稼業につき有給休暇もないので、
やはり働かないといけないんですよね。
生徒さんも月に数回の少ない楽しみの時間なわけですから
その期待も裏切れないと思っています。
その代わり普段やっていた雑務やレコーディングなどのクリエイティブな作業は
一切中止してその分睡眠にあてています。
胃の調子は30%くらいですが、毎日少しずつ動いてきたような感じです。
ですが弱ってるせいかストレスに敏感に反応しますね。
ちょっとでも何か感じるとキリキリっと痛むんですね。
いままではやり過ごせてきた感情の起伏ですが、こんなにも胃には負担になっていたのかと
あらためてストレスというものの怖さを身をもって体験しています。
世の中にはたくさんのストレスがあって人々を蝕んでいるのですから、
少しでも癒される音楽をひとつでも多く世の中に送り出せるよう、
音楽家業をがんばってゆこうと新たに思いました。
僕にできる一番の社会貢献はそれしかないのでがんばります!

今日のレッスンも生徒さんの質問を受け止めて一緒に考えることができた
良いレッスンになったと思います。
ギターの音色が生徒さんのストレスを癒してくれることを祈りつつ、
あとは明日のレッスンまで静養に努めようと思います!

2013/05/22

厄年のせいでチャンスが流れた日。(悔しさのアーカイブス)

今日はわたくし、千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
僕の敬愛する方から直接お電話で、ジャズ界最高地点にいるギタリストのライブへのお誘いが。
自分にとっては光栄すぎるお誘いで気が動転してしまって、全てを投げ出して、這ってでもいきたい気持ちにすぐになったのですが、なにせ胃潰瘍で療養中の身。
めまいと倦怠感はいまだとれず、胃の方も機能してない状態。
出かけたら出かけた先で倒れて救急車となるのは必定。
断腸の思いでお誘いを辞退させていただいたのですが、深く後悔の気持ちが残りました。
ただ普通に健康でさえあったならば行けたのに。
千載一遇のチャンスだとわかっていても、それを与えてもらっても、受け取ることさえできない自分。
こんなことは人生はじまっていらいなかった事なので、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
だからこそまずは療養に専念することですね。
く、悔しい!
厄年めー!

厄年、侮るなかれ。

おとといの夜、作業を終えて就寝するも疲労困憊で寝付けない。
痛風がひと段落したことでまた頑張ってしまったようだ。
その後深夜に腹痛に見舞われる。
徐々に激痛に変化し我慢できずに時間外診療の病院へ。
母には付き合わせてしまって申し訳なかったが、これは入院かという痛みだった。
血液検査、レントゲン、心電図と問題はなかったが所見では胃潰瘍のようだと診断。
41歳、厄年、痛風をおして働きすぎからの胃潰瘍。
厄年ってやはりあるんだなあと先人の知恵を実感。
そして知らず知らずに身体が壊れるほどの疲労と、大きなストレスを抱えていたことに遅ればせながら気づかされた。
胃潰瘍、やっかいだ。
胃が痛いので食事が喉を通らない。
その結果栄養不足で眩暈、身体の倦怠感は増えるばかりで、肩コリと腰痛が慢性化。
これ以上ないほど負のスパイラルだと感じた。
勇気を奮い立たせてお腹にやさしい食べものを様子みながら食事。
食事に合わせて肩コリが解消する。
こんな経験は初めてだった。
身体のコリも運動不足より栄養不足でおきていたのかもしれない。
ようやく、深夜になってほんの少し体力ができたが油断は禁物。
気分転換のブログをあげたらまた寝なくては。
まずはしばしの休息をとりながら、今後どう自分の身体と向き合ってゆくか、新しいライフスタイルと健康管理について考えねばならない。
こんな文章をあげるとAcousphereに関わる人々に心配させてしまうかもしれないが、音楽家人生のひとつのケーススタディとして、ブログにアーカイブしておきたい。
弟子のみんなは真似しないように、若いうちから気をつけてほしいと思う。
しばし、ワーカホリックを返上して、休息をがんばろうと思います。

2013/05/19

アゲハの幼虫を描いてみました。

どうもイラスト研究が面白くて、今朝もAcousphere Cafeでトレースからスタートです。
うちの庭にきたアゲハの幼虫をトレースしてみました。
これまではiPad Miniをつかっていたのですが、通常のiPadでトライ。
細部までみえて描きやすいですが、線が更に細くなってしまい、僕がほしい線とちょっと変わってしまいました。
iPad MiniとCopic Drawing Penの組み合わせがいい感じですね。
しばしこの組み合わせで遊んでみようかと思います。
さあ、ここで中断して今日はスタジオにこもってレコーディングがんばろう。

3コマ目!

ボールペンからドローイングペンに戻してからの3コマ目!
もう少しつかいなれたらこのペンが最強かもしれませんね。
ボールペンは明日極細ゲルインキのものを探してみよう。
にじまなければボールペンがいいんだよなあ。

2コマ目。

アコカフェの日常漫画、二コマ目。
結構いい感じですねえ。
池田くん、似てる!
ってトレースだし当たり前か。

漫画修行。

Acousphere Cafeの模様を一コマにしてみました。
なんとなく伝わるといいのですが。

2013/05/18

ドローイングペンというものを。

CopicのDrawing Pen F01で描きました。
ボールペン風でもあり、それでダマが出来ず描けて、おまけにミリペンっぽい発色かと。
ここまでではこのペンが一番良いように感じましたが、ボールペンの描き心地の方が楽しかったかも。
うーん、難しいなあ。

ボールペンで描いてみました。

お次はボールペンに戻って見ました。
評判のいいボールペンを買ってきたのですが、確かに素晴らしい書き味。
でも時折ダマになってしまう部分ができてしまいますね。
自分のペンの扱いが悪いのが原因かもしれませんが、やっぱり難しいなあ。
風合いとして一番好きなのはボールペンのものかもしれませんね。
いつかダマができないように描けるようになるのだろうか?

ミリペン0.1mmに挑戦。

お次は製図用ミリペン0.1mmで自画像にトライ。
細すぎるかなあと始める前は思いましたが、描いてみるといい感じ。
ペン先が細くて扱いやすかったかも。
どの質感がいいんでしょうか迷いますね。

ミリペン買ってきました。

飽きずにイラスト描いております。
今日買ってきた製図用ミリペン。
最初は0.7ミリのペンから。
太くて温かい線がひけますね。
楽しいぞ。

トレース練習中!

昨日に引き続き、朝から漫画修行!
ボールペンでトレースする風合いが面白くて人物も描けるか挑戦中です。
僕の師匠Tuck Andressさんと僕を描いて見ました。
どうでしょう?

漫画家になるぞ!その3。

今夜最後のイラスト。
BMWに乗って颯爽とあらわれたはやしもとくんというイラストです。
あくまでも僕らの妄想。
その夢まではまだまだ遠いのですが、漫画ならすぐ叶うんだなあ。
こりゃ楽しいぞ!
空だって飛べるんだなあ。

漫画家になるぞ!その2。

漫画家への道その2。
お次はボールペンでトレースして、フキダシつけてみました。
どうでしょうかねえ?

漫画家になるぞ!

スタバで麻生くんと「昔漫画家になりたかった」という夢について語り合った。
でもって盛り上がりすぎて、「じゃあこれから目指そう!」ということになった。
もちろん音楽家は依然メインのままだが。
アコカフェに戻って今、ふたりでトレースの練習をしている。
僕が書いた自画像にフキダシをいれて漫画風にしてみました。
いかがなもんでしょうか?

2013/05/17

スタバ!

一日の仕事を終えて久しぶりにスターバックスにきました。
しばらく遊びのない生活をおくっていたので、この気分は格別ですね。
これから夏へむけての陽気の良い日は、できるだけ外出して世界を楽しみたいと思います。

新しいギターとの出会い。はじまり。

ここ最近までのナイロン弦ギターの考察を経て、いや実はこの数ヶ月悩み抜いて、勇気を出して昨日あたらしいナイロン弦ギターを購入しました。
憧れだったギター製作家、入戸野さんによるハンドクラフトのナイロン弦ギター、「Nittono Model T Nylon」です。
いつもお世話になってる池ノ上の楽器店「ギターラウンジ」にて出会い、ずーっと気になっていたのですが、自分がオーナーになれるなんて夢のようです。
僕以外にもたくさんのギタリストの方が問い合わせをしていたという事なので、弾くことができて本当に光栄に思います。
たくさんの人の想いの分、たくさん演奏して響かせてゆきたいと思いますので、これからのAcousphereの音源にご期待いただければと思います。
頑張ります!

昨日の夜、一日の仕事を終えたあとに弟子たちの前で最初の演奏を披露したのですが、なんともいえない感慨と懐かしさ、嬉しさがこみあげてくるギターでした。
Tuck&Pattiのようなサウンドを本気で目指すために一度は封印したナイロン弦ギターのサウンド。
たくさんの才能あるアーティストさんをサポートしてきた自身のナイロン弦ギターサウンドが、演奏性も音色も究極のものとなって帰還したような感じ。
思わず「久しぶり!おかえり!」と言いたくなってしまうような感覚。
終始笑顔でしばらく弾いていました。
この入戸野さんの魂のこもった素晴らしいギター、このサウンドはできるだけたくさんの音楽仲間に提供してゆきたいと思っています。
レコーディングへの参加、ライブのサポート、弟子とのセッション、自分の作品作り。
本当に楽しみです。
近日中に昔のサポート時代に仕事をしていた事務所などにも顔を出して、実に10年ぶりとなるサポートワークへの復活も模索したいと思います。
今年はリスタートをテーマに、アクティブに活動してゆきたいと思います!

ひとりブラック企業。

痛風、三度目の洗礼よりちょっとだけ時間がたった。
今だに足に違和感があり、歩行に支障はないが激しい運動ができる気分にはない。
しかしながら休息中に考え抜いて、生活習慣の改善点を見つけたおかげでわかりはじめたこともある。
やはり、どうも働きすぎのようだ。

肩こり、腰痛、眼精疲労が現れた後、気にせずに働いていると足首が痛む。
それらの疲れの初期症状が出たと同時に休息をとることができた時は足首は痛まなかった。
身体の痛みの信号を運動不足、訛っていると卑下した評価をし、踏ん張らせてしまう働き方こそが疲労の蓄積を生み痛風をおこしている。
この精神構造を僕自身で治してゆかなくてはいけないんだ。
今の自分はまるでブラック企業を一人で運営してるような状態なんだろう。
経営者として、自分の身体という社員に対して申し訳がない。

はやくこの「ひとりブラック企業」状態から脱却しなくては。
今の新しいタイムテーブルでも疲労は蓄積気味だ。
もう一度、就業規則を決め直さねばなるまい。
甘やかさず、厳しすぎず、バランスが大事だ。

ギターヒストリーを振り返る。

昨日に引き続きナイロン弦ギターの考察。

ニッケル弦を張ったSolid Bodyのギター、通称エレキギター。
箱型のボディにブロンズ弦を張ったフォークタイプのアコースティックギター。
同じく箱型ボディにナイロン弦を張ったクラシックタイプのアコギ。
箱型ボディの表板にアーチ加工が施されニッケル弦を張ったアコギ、通称ジャズギター。
大まかにギターの種類をあげたらこの四種類になる。

それぞれ特性を持ち、できることが違ってくる。
どのギターと最初に出会うか、どのギターを普段弾いているかによってギターライフは大きく違ってくるということになる。
だから特性を知ること、何を選ぶのかが大事になる。

僕は現在アーチドトップのジャズギターをメインにしている。
その音が自分のアイデンティティであり、自分の中にある音楽を表現するにはこのギターしかないと今は思う。
しかし10年近く前にナイロン弦ギターから乗り換えた時、すぐに思い通り弾けたかといえばそうではなかった。
おおよそ3年間くらいはちゃんと響かせることができず苦労した。
自分の中にある音楽が再現できずにいて、知識不足、テクニック不足に打ちひしがれた。
なんどもナイロン弦ギターへと逃避してしまい、アーチドトップギターと向かい合わない時もあった。
ある人の一言によって逃避していた自分に気がつかされ、激しく自己嫌悪し、それをきっかけにナイロン弦ギターを封印し決別した。
何年間もナイロン弦ギターに触らないようにし、自分を追い込んだことでジャズギターを徐々に理解し、いつの間にか自在に操れるようになった。
おかげで新しい表現力を手に入れることができたし、憧れのTuck&Pattiサウンドにぐっと近付けた。

その一方で失ったものも大きかった。
まずメロディプレイの訓練から遠ざかってしまった。
自分の中にあるメロディのギターは常にナイロン弦だったからだ。
そしてサポート演奏。
ジャズギターを使って特殊な伴奏ができるようになった一方で、通常のオーソドックスなプレイも封印されてしまった。
これが僕のつい最近までのヒストリーだ。

今久しぶりにナイロン弦のギターを弾こうという思いが高まって、臨界点を突破した感がある。
前に進むために、ギターを探し求めている。

2013/05/16

ナイロン弦のギターの守備範囲のひろさ。

本日AcousphereのYouTubeチャンネルに上げた映像。
2001年の吉祥寺でのライブの模様から、ビートルズのレディーマドンナを演奏してる動画をアップロード。
過去の作品をたくさんの人に見てもらいたいという気持ちでユーチューブに映像をアップしているが、見返すことで1番勉強になっているのは自分自身かもしれない。
今回の映像でもいくつか気づくことがあった。
まずナイロン弦ギター、とくにGodinの表現力の豊かさと優位性。
これほど多くの音楽スタイルをひとつのギターでこなせるのはGodinならではだと思う。
バラード弾いてよし、フォークを弾いてよし、もちろんボサノヴァなんかは最高にはまる。
それだけかジャズのWalking Bassを入れたSwingのグルーヴも太い音色ゆえに受け止めることができて、おまけにファンキーなR&Bもこなす。
本当にオールラウンドなギターだと心底感心する。
結成当初にこのギターとの出会いがなければ今のAcousphereサウンドはなかったといってもいいだろう。
それくらいこのギターのサウンドに救われ支えられたと思う。
L-5をメインにして10年近く弾いた今でも、まだGodinのような守備範囲の広さは獲得できていないかもしれない。
今一度ガットギターのサウンドを自分自身のものに。
そんな気持ちを思い出しながら12年前の自分を興味深く観察している。
清水くんはどう思うだろうか。
いや、彼はずーーーーーーーっとナイロン弦弾いていたな。そういえば。
僕のような悩みはない相方を羨ましく思いつつ、今宵はこれにて。

今日はようやく働くことができた。

今日は久しぶりにたくさん働いた。
この数週間、痛風発症に端を発してしばらくの間体調不良を繰り返していたが、ようやく一山こえたような感覚が今日はあった。
もともと神経が細いので気持ち的に踏ん張れなくなっていただけかもしれないが、少しずつリハビリしながら気持ちを持ってゆこうと思う。

今日は過去のライブ映像を編集しながら片っ端からYouTubeにアップして行った。
たぶん7ファイルくらいあがったと思うので結構な仕事量だ。
しかし映像制作が大好きなので全く苦にならない。
音楽家、ギタリストになっていなかったら絶対映像作家をやっていたと思うほど、映像を作るのも見るのも好きだ。
まあ音楽家である今でも半分は映像作家みたいな仕事をしているが。
音楽と映像。
大好きなふたつの事を仕事としてできるなんて、自分は本当に幸せだと思う。
光栄にもそういうポジションで生きてゆけるのだから、少しでも見てくれる人、聞いてくれる人が癒され、楽しんでくれるコンテンツをいっぱい作りたい。
今しばらくは動画だけれど、一番大変な音源制作に復帰しなくては!
さあ、いよいよ今年後半にむけて頑張ってゆこう。

そうそう、Acousphereの次回のライブが決定しました。
8月12日にMotion Blue横浜において、Acousphere Record所属アーティストを一同に集めた一大イベントライブです。
この3年間のAcousphere Recordの軌跡をお見せするライブになると思いますので乞うご期待。
ライブの予約は近日中にMotion Blueのホームページからできるようになりますので、そちらも要チェックでお願いします!

2013/05/15

新しいギターが到着しました!

アメリカのウクレレ製作家、Dan Ratliffさんより新しいギターが届きました!
今度のオーナーは弟子の井上くん。
Sonascribeのレコーディングやライブでアコースティック色を出す時にウクレレと一緒に弾く予定です。
ウクレレのバリトンサイズのボディにギターのネックをショートスケールで載せたという変わったデザインなんですが、音色は本格派そのもの。
特に今回の一本は通常のクラシックギターの音色そのままに、低音弦の響きをよりフラットに近づけた感じ。
レコーディングにおける集音やイコライジングなどもスムーズ行えるような気がします。
今後Sonascribeがどのような演奏を聞かせてくれるのか、ますます楽しみです!

2013/05/14

Eos M購入!

母の買い物につきあって吉祥寺ヨドバシカメラへ。
僕らがみんなデジタル一眼レフを使って楽しく写真ライフをおくっているので、それに参加したい、もっとクオリティの高い写真で旅の記録や孫の成長を残したい、ということでいいカメラを探していました。
軽くて疲れないこと、操作が簡単なことも大事なポイントだったので、それを踏まえて僕がネットで情報を集め、店舗で確認して選んだカメラがこちら、Canon Eos M。
いわゆる話題の「ミラーレス一眼カメラ」というものです。
しばし母から拝借して僕もいじり倒してみようと思いますが、タッチパネルでの直感的な操作で、一眼レフと同等の写真が撮れるという素晴らしいプロダクト。
相当考え尽くされてできあがっていると感じました。
母のライフスタイルが華やかになりそうなカメラ。楽しみです。

2013/05/13

ライブ終了!

今日は午後3時から久しぶりのライブ演奏でした!
弟子の麻生くんのユニットのサポート演奏でギターを弾いたのですが、やはりライブは楽しいですね!
今後は月一回のペースくらいでカフェライブを続けていきたいと思います。
次の出演アーティストと曲目をただいま検討中です。
これからのAcousphere Cafeにご期待ください!
本日ライブに来て下さった皆様、ありがとうございました!

2013/05/10

動画発掘作業。

このところ深夜に動画編集ばかりやっているAcousphere奥沢です。
いまの僕にとって動画編集が急務でして、というのもビデオカメラの調子が悪く、これまでのMini DVを早くMacにデータとして吸い上げなくてはならない状況なんです。
いつでも見ることができると思っていたのに、ビデオカメラ本体が壊れるとそのアテがはずれてしまうんですね。
そうなったら取り返しつかないですから今のうちに頑張らなくては!

さてそんななか2001年に吉祥寺で行ったマルカートさんとのジョイントライブのテープを見つけまして、アーカイブ作業をしつつ並行してYouTubeにCloud Storageしております。
以下のリンクから確認できますのでよろしければぜひ!


まだまだこの作業はしばし続きます!



iPadから送信

2013/05/08

ギターレッスンの夜。

今日のギターレッスン終了。
痛風と闘うこと一週間、ようやく痛みが気にならないレベルになり、久しぶりのギターレッスン復帰。
やはりギターを生徒さんと一緒に弾き、新しい課題をとどけて結果に向けて練習するのは楽しい。
レコーディングやアーティストサポートやプロデュースが今後多くなるだろうが、ギターレッスンはずっと続けてゆきたい。
たくさんの気づきを与えてくれる生徒さんに感謝。

しかし痛風。
今回の発病では前回ほどの症状に悩まされなかった(前回、前々回は救急車で夜中に病院に担ぎ込まれた)ので、この病気と発症した原因について省みることができた。
原因は不規則な生活パターンと働きすぎ。
気がつかないでいたが、この三年間は相当の仕事量であったように思う。
大きくライフスタイルをシフトしなくてはいけない出来事が多かったし、音楽活動を続けていけるかどうかさえもわからない状況でもあった。
それを払拭し、同じ夢を追いかける弟子たちも含めて前進するために働き続けた。
この3年間相当な無理をしていたということに今更ながら気づいた。
これからは仕事のスタイルを変えてゆかなくてはならない。

新しいビジネスモデルは軌道に乗り始めた。
僕たちの飛行機は離陸し、理想的な高度に到達した。
後は安定させてオートパイロットで飛ばすだけだ。
ドラスティックな変化や進化を望まないでこのまま続けていくことが大切なってきた。
「この状態を維持する」ということが目標になるというのは人生で初めてだ。
しかし勇気を出して変化を拒むようにならなくてはいけない。
その分で生まれた余暇で自分が最もやりたかった新しいライフスタイルを模索しようと思う。
音源の制作と音楽の研究が次の僕のプライマリーワーク。
その新しいプライマリーワークの進め方について、今しばし、身体をいたわりながら考え続けていきたいと思う。

体質改善へ!

まだ少々痛風の痛みにさいなまれている。
少しでも体に良いものがないかとインターネットで調べ、海藻はよいということがわかった。
そこでとろろ昆布の登場だ!
僕の食べ方はいたってシンプル。
とろろ昆布をお椀の中に入れて熱湯を注ぐ。
よくあるポン酢醤油で味を整えて完成。
これだけで結構うまい。
しばしこの味にはまろうと思う。

2013/05/07

蘇る痛風。

先週中に久しぶりに発症した痛風。
ちょっと回復してきたなと思って先日夜中まで働いたら見事に痛みが復活。
「痛風なめたらあかんよ」
と言わんばかりの見事な復活ぶり。
おかげでまた二日ほど歩けずに寝込むことに。

とにかく、僕の場合は痛風は疲れからくる。
疲れの蓄積は睡眠不足からきている。
だから食生活よりも、生活態度を改めなくてはならない。
何年も不規則な生活で働ける分だけ働いていたが、このスタイルが通用する若さではないらしい。
残念ではあるが、大人としてここからも良い仕事ができるよう自制しようと思う。

まずは定時に就寝し、定時に起床すること。
統計では一日7時間睡眠というのが一番身体によいらしく、長生きできるというデータがあると昨日学んだ。
なので2:00就寝、9:00起床を今後は守ってゆくようにする。
弟子のはやしもとくんのベーグルの仕込みもちょうどそのくらいの時間で終わるので都合がいいだろう。

そしてカフェオープンに合わせて雑務やレコーディングなどの仕事を朝からスタート。
カフェ終了後にまかないを食べてひと休憩。
そして体力を回復してからギターレッスン。
そんな感じでスムーズ進んだら少しは疲労の蓄積も減るかな。
今までの自分のライフスタイルではない「定型」の人生。
しばし試してみようと思う。
本当に今年は、これから始めるというプロジェクトが多いなあ。

2013/05/03

ギターレッスン終了!

今しがた今日のギターレッスンを終えて、AcoCafeで一息。
今井先生と一緒に英語教育と音楽の共通性について意見交換をしていた。
ふたりに共通する大きなことの一つは、人の役に立つものを作りたいということ。
理論や体系ももちろん大事だけれども、その場にいる人にその教えを届けたことでスキルや新しい価値が生まれるのが一番。
そしてその現場に多く立ち会ってゆきたいということ。
僕もいずれは大学のような大きな教育現場で、たくさんの人を相手に自分の音楽と人生に関する知識を教授できるようになりたいと感じた。
でも、今はまず音楽を作り、もっと研究をすること。
自分の理論を体系化し、その結果生まれた音楽を作品化すること。
今宵も、もう少しスタジオにこもって音楽と向き合おう。

昼食会!

Acousphere Cafe本日の営業も終了しました!
さすがに大型連休の初日でお店は空いてましたので、ちょっと早めに閉めて芝生の庭で昼食会にしました。
讃岐うどんと大量の焼き野菜。
健康食をみんなでいただきます!

芝生席。

Acousphere Cafeに芝生席をつくってみました。
ちょっとしたピクニック気分を楽しめそうです。

Paranoaのスタジオライブ撮影しましたよ!


Acousphere奥沢です!
先日Acousphere Studioにおきまして、深夜に仲間が集まってParanoaのスタジオライブ映像を制作いたしました。
映像制作がもともとの目標でしたが、気がつけば僕らが楽しむプライベートライブのような雰囲気。
音楽には様々な楽しみ方があるということですかね。
これからはこの機会もファンのみなさんと共有したいとも思っていますので、Acousphere Cafeを使っての公開録画ライブなんかもできたらと考えています。
今年もたくさんの夢を叶えられるよう頑張りたいと思います。
では映像の方お楽しみください!

休息マニュアル。

自分としては珍しく、本当に休養に費やした一日。
足首の炎症もずいぶんおさまって、杖をつかなくても歩けるようになった。
たぶんあと二日くらいでまあまあの状態に戻るだろう。

これだけ休養して、おかげで身体全体が相当すっきりした。
慢性的にかかっていた肩凝りも消えて、頭もスッキリしたように思う。
この数ヶ月間、疲れきった身体を整体などで無理やり呼び覚まして動いていたのかもしれない。
なかなかその事実に気がつかないものだ。
疲れのバロメーターが数値化できればと思うがそれも難しい。
気をつけていてもそれではSolutionにならず、また次の疲労の波が押し寄せてきて、気がつかないうちにパフォーマンスが低下するだろう。
そうならない指標か、予防策の仕組みづくりをしなくてはならない。

まずは休息日の設定。
今の自分にはとくに休息日は定期的になく、隙があれば働いている。
強制的に休息するために休みを決め、そして休みの日のタスクさえも厳密に決めておかなくてはならない。
タスク設定する、ということ自体仕事地味ているが、自分の性格ではこうでもしないと働いてしまう。
タスクのアイデアを列挙する。
・寝室で映画鑑賞。睡眠と織り交ぜて身体を動かさない時間を長くする。
・映画鑑賞しながらギターの練習。神経をすり減らさないようにメカニカルなパターン練習を行う。
・外出の禁止。出ないことをタスクにする。
・整体の禁止。マッサージで回復を早めると働きたくなるので。
・断食。働くエネルギーを摂取しないで労働意欲を削ぐ。内臓の回復にもつながる。

あとはこれをどのくらいの頻度でどの程度行うかだ。
それの考察はまた後日。

2013/05/01

痛風がやってきた。

痛風の発作。
久しぶりにおみまいされてしまった。
この休み期間中、肉体労働を増やしたために疲労が増加。
足首がジーンとしてるという意識はあったが多忙に流されて結果久しぶりの激痛。
これで三回目となるので家族にも偉く怒られたが、自転車操業で生活をなんとか成り立てている音楽家である以上仕方のないことだ。
とはいえ自己管理ができていなかったのは明らかに自分の責任だ。
家族に迷惑をかけないようするため、より厳格な自己管理のシステムが必要だ。
僕の場合痛風は食生活によって起きるものではない。
働きすぎ、疲れのバロメーターとして痛風の症状が現れる。
なるべく早く結果を残したいと焦るあまり、いつも自分の体力をギリギリまで追い込んでしまう。
休息と仕事のワークライフバランスを再考察しなくてはならないな。
とはいえ、それが難しいのだけれど。