2013/01/27

悲願のソロギター公開とアレンジへの想い。

Acousphere奥沢です!
長年YouTubeで公開したいと思っていた演奏映像をつい最近ようやくアップロードすることができました!
 楽曲はMichael Jacksonの後期のビッグヒット「Black or White」です!

 最初にこのギターアレンジをはじめたのはおおよそ3年前。
 ステージではこの2年間機会があるたびに演奏していましたが、なかなか思うように弾けず苦労してきました。
前回のMotion Blue横浜でのライブの際にようやく手応えをつかむ事ができましたので公開させていただきました!
この演奏映像をふまえつつ、僕のBalck or White完成までの葛藤の歴史を振り返りたいと思います! 

この楽曲をソロギターでアレンジしたいと思った直接のきっかけは、僕の敬愛するギタリスト、Tuck AndressさんのアレンジによるMan In The Mirrorを学んだときでした。
たったひとりでMichael Jacksonの演奏全ての要素を詰め込んだソロギターアレンジメントで、はじめて演奏をみたときは鳥肌が立ちました。
いつかこんなことを自分でもやってみたい!という思いはその時からあったのですが、どうしたらソロギターが作れるのかわからずにいて、Tuck Andressさんのトランスクライブをたくさん行って勉強してきました。

Tuck&Pattiさんの楽曲「All The Love」からはじまり「Time After Time」などの伴奏アレンジメントから勉強をスタート。
そしてTuck Andressさんのソロ「哀愁のヨーロッパ」「Man In The Mirror」「I Wish」といまだに勉強をつづけています。
それらの勉強をしてきた中で「Tuckさんはこう考えてソロギターや伴奏をアレンジしてるのではないか?」と思うようなコンセプトに出会いました。
それは「トライアド メロディー」というコンセプト。
ソロギターにメロディを付加する時にシングルノートのトップノートとしてコードの上に載せるのではなく、メロディをトライアド化してベース以外のコード毎メロディアスに動かすというコンセプトです。
とくに「I Wish」はそのコンセプトが非常にわかりやすく現れた作品で、Black or Whiteをアレンジする上でもっとも参考にさせてもらいました。
2012年にTuckさんのギターレッスンをサンフランシスコで受講した時にもこのコンセプトについて伺ってみたのですが、確かにクリアにそう考えて弾いてる時があるとのお言葉。
やはり普通のソロギタリストとは違うコンセプトに到達してアレンジしていたんですね。

ようやくひとつ見つける事ができた「トライアドメロディ」というコンセプト。
Black or Whiteは純粋にこのコンセプトだけを活かしてアレンジしてみようと考え、実験的な習作としてアレンジがスタートします。
キーがEメジャーということもあり、想像以上にトライアドメロディとの相性が良いこの楽曲。
楽曲のテーマを弾くだけでなく、トライアドメロディコンセプトを使っての即興演奏ができるということも後にわかってきます。
この映像で2回テーマを弾いてからのパートでInterludeに戻るまでの部分は当日の即興演奏になっているところも注目してきいてほしいと思います。
うまくいった時はにやりとしたり、表情と即興がリンクしているところを感じてもらえると思います!

もちろんそうした音楽的都合からのみこの楽曲を選んだ訳ではなく、Michael Jacksonのメッセージやリズムが素晴らしく、たくさんの人に時代を超えて聞き続けてもらいたい、自分が弾き続けてゆきたい曲だから選んだということでもあります。
悲しくも2009年6月25日に天国へ旅立ってしまったMichaelですが、彼のメッセージ、魂は彼の作品と共にいまもたくさんの人に影響を及ぼし、生き続けていると思います。
僕もそんな彼の音楽を聞いて学び、彼の音楽に助けられてきたひとりです。
今度は彼の音楽を守りとどけてゆく側にまわって、少しでも彼のレジェンドを多くの人にしってもらいたいと思います。
それがきっと世の中を素敵に変えてくれるものだと信じているからです。 

このような思いと年月によって出来上がったひとつのソロギター作品「Black or White」。
僕にとっては特別な意味をもつ作品になりました。
次はこの演奏をひとりでも多くの人に聞いてもらって楽しんでもらうこと。
できればこの曲を弾きたいと思ってくれる人が現れ、僕の手からそれが伝わってゆき、Tuck AndressさんのDNAがたくさんの人々に届く事が願いです。
今年のうちにちゃんとしたレコーディング作品として残し、そして譜面や練習用レッスン映像なども作ってゆきたいと思います!
まずはこちらのMotion Blueでの演奏動画を楽しんでみていただければと思います!

    

2013/01/25

初心者におすすめの小さなギター!

ギター初心者が最初に買うギターはどのブランドのどのギターがいいか?
僕の今のおすすめであり、僕自身最近のギターレッスンで時折弾いているのはこちらBaby Taylorだ。

僕も初心者の人、とくに小柄な女性と小学生が使うギターには難儀してきた。
普通のフォークギターだと大きすぎて良い持ち方ができないことが多かった。
クラシックギターは幅広ネックで手の小さな人には向かないし、子供の練習用クラシックギターもその辺のデザインは変わらないので、テンションがやたらきつかったりした。
エレキギターはネックフィーリングは楽かもしれないけれどボディが重くて長い時間弾くと大変だし、ギターを安定させて持つのも薄いボディだと初心者には難しいとも思う。

このBaby Taylorは主に大人の人が使うギターのほんの少しだけ小さい版という印象。
なので僕でも結構本気になって弾くことができたし、メインのジャズギターの代わりに弾いてもちゃんと練習になる。
ネックも寸胴になっていて、ローフレットからハイフレットまで同じ感覚で弾ける。
つまりとっても弾きやすい。
小ぶりなボディだけれど小さすぎたりしないので女性にはほんとうに素晴らしいサイズだと思う。

そういえば女性が弾くことを前提にしてデザインされた専用ギターってまだないかもなあ。
そういうプロダクツがないから、女性で音楽したい人はみんなウクレレに行ってしまうのかもしれないね。
今年はこの「小さなギター」の存在をひろめてゆくこともやっていきたいですね。
そしてたくさんのギターを弾ける仲間を増やしてゆきたいと思います!

2013/01/24

考察。

自分にどういった環境が必要か、どうであれば効率よく作業ができるのか、ブログを通して考察してみよう。
とにかく理解を深めるためには文字におこして客観視することだと思う。

まず自分に必要な環境は以下。
・自分と家族が暮らす場所
・ギターレッスンの場所
・レコーディング作品を作る場所
・弟子たちと働くオフィス

贅沢をいえばまだまだあるだろうが自分のニーズを絞れなければすでにミニマリストではない。
なのでこの4点に絞る。

これまでの自分の感覚ではミニマリストになるためにこれらの機能を集約しようとしてた。
ひとつの場所や機材でふたつ以上のジョブができるようにダウンサイジングするということだ。
でも高効率化という観点からすれば以上の4点は集約できないと今は思う。

レコーディング状態からギターレッスンを行うには片付けが必要になる。
中断した録音の復帰も難しくなるし、マイクを使った録音ならば復帰は不可能だ。
やはり4つの独立した環境が必要になるということだろう。
機材もそれぞれ独立させて高効率を追求する。
その範囲の中で必要最小限の機材に抑え、掃除や片付け、準備にかかる時間と手間を減少させる。

問題はその4つの機能を独立させた環境をどう作るかということ。
手持ちの部屋と建物の中でどうデザインしてゆくか。
弟子や家族の理解と協力も必要かもしれないし、
それ以上に自分のライフスタイルの変化が要求されると思う。
もっとも変わるべきは自分自身。
でも今回は「我慢する」ではなくちゃんとソリューションをもって解決したい。
どうすべきか、もう一度かんがえよう。
そして最終的に僕に関わってくれる全ての人が喜んでくれる環境に到達したいと思う。

読み違えていた「ミニマリスト」という言葉。

長いことスティーブ ジョブズに憧れて彼にまつわる本を読み、影響をうけてきた。
彼の人生を知ることで学べたことは多く、いまもそれを実践し考えているが、
最近自分はある言葉を読み違えていたのではないかと思うようになった。
それは「ミニマリスト」という言葉。

自分が熟考し選んだ数少ない物だけに囲まれ、
できるだけ物を持たず、身軽に生活をすること。
それがミニマリズムであり「効率良いシンプルライフ」かと思っていた。

それを受けて僕は物を減らし、できるだけ一本化してきた。
レコーディングで使うMacBookもレッスンで使うMacも同じ筐体にした。
iPadやiPhoneもどちらかだけに集約して使うようにし、
できるだけミニマリストたろうと頑張った。
かえって不便になることも多いのだが、それこそがシンプルだと考えるようにしてた。
でもどうも違うような気がしてきた。

効率よくジョブズのように働くためにはそれぞれにデザインされ最適化された環境が必要だ。
身ひとつでゆけば録音が開始できるスタジオにはギターと録音用Mac、インターフェースがすべてコネクトされた状態で用意されているべきだし、
レッスンの現場ならば楽譜やギターや映像サンプル用のMacが常在してるべきだ。
それらの機能を一台に集約するといちいち持ち運んだり、準備したり片付けたりと、時間を浪費してしまう。
途中で止めてあるタスクへの復帰も煩わしくなり、最後まで完遂できないジョブが山積する。
そのような状況のためのミニマリズムではないはずだし、ジョブズがそんな生活を選択しているはずもない。
僕のミニマリズムという言葉への解釈が足らなかったということだ。

ミニマリストとは物を持たない人のことを指すのではない。
自分の生活に何が必要で、何が不必要かを熟考し理解し、
その上でもっともシンプルなソリューションを持って生きている人を指す言葉なんだろう。
もう一回自分の生活を見直して、再度ミニマリストへの道を模索したいと思う。
1月中にその思索を終えて、2月からは作品作りをはじめなくては。

もう一度環境つくりからはじめなくては。

今年は音楽作品作りをがんばる年と去年決めた。
そのつもりで大急ぎで動いているが、まだ準備段階だと思う。
まずは楽器たちのメンテナンス。
良い録音を残すためにも道具のコンディションは大事だし、L-5は10年近くメインで使いまくったので痛みも結構はげしい。
焦らずにこの機会に各楽器をきちんとケアしてあげたい。

そして録音作業開始。
この二年間、弟子のビジネス確立や清水くんのサポートなど滅私で働いてきた。
だからだと思うが気がつけば自分がものづくりをするメインの現場がない。
すべてを与えてしまうのは僕の性分なので仕方がないことだが、
それを踏まえた上でもう一回自分のためのスペース作りにも取り組まなくてはならない。
今度こそその状況を変化させず長い期間保持して、作品作りのための工房として活用したいと思う。
またしばし、その環境を整えるためにアイデアをまとめなくてはならない。
iPadはそんな自分の良き相棒だ。
どんどんアイデアを書きいれて思考が逆回りしないようにしなくては。

2013/01/22

今宵最後の書き込み。L-5メンテナンス!

L-5の調整、しばし取り組んでみましたがとりあえずこの辺がスタートポイントかと思える場所がわかってきたところでタイムアップでした。
もう眠すぎて判断がつかなくなってきましたね。
本日わかったのは以下の点。

・L-5はまっすぐのネックよりも結構順反りの状態の方が相性がよい。
・新品のブリッジの方がサスティンの伸びが良く、響きもクリア。これは古いブリッジが経年変化で溝が深くなり、弦振動を吸い込んでるためと思われる。数年に一度ブリッジ交換もメンテナンスメニューにいれておくべきかもしれない。

やっぱり専門の人に徹底的になおしてもらわんとだめかなあ。
うーむ!

L-5調整つづいてますが。

新しいブリッジに交換して見ました。
が、しかし、2弦のビレはとれず。
どうもブリッジの2弦部分の摩耗が原因ではないようですねえ。
となるとフレットが怪しい。
2弦部分が一番演奏につかうので確かに削れている部分も多く、弦が沈み込んでビレているのかもしれませんね。
僕にはフレットの擦り合わせや交換はできないので、とりあえずネックの反り具合をうまく調整してなんとか目的の音色に近づけたいと思いますが、やはりオーバーホールをするべき時期なのかもしれませんね。
フレットの打ち直しと新しいナットの削りだし、オクターブ調整などですかね。

途中経過!

メインギターのL-5CESの修理、とりあえず新しいブリッジを購入してきました。
よりオクターブピッチの調整がやりやすいようにと思い、幅の広いナッシュビルスタイルのTune-O-Maticを購入。
ゴールドのほうがL-5らしいのですが、自分で交換したという意味もこめてシルバーのほうを選択。
こういうところが結構ギターの雰囲気を大きくかえるから不思議ですよね。
でもカスタマイズはいつだって面白いし、それこそ男のロマンですねえ。

ナットの溝をつけるためのヤスリがみつからなかったので、Amazonなどでこのあと物色してみようと思います。
ある程度自分でギターの修理もできるようになりたいので、必要な道具は揃えておかなくては!

2013/01/21

ギター修理!

L-5の音色不調の原因はこちら、ブリッジの摩耗でした!
削れすぎて2弦だけ異様に低くなっていました!
これから新しいブリッジを買いに吉祥寺へ!

Tats Yaボサノバギタークリニック開催!

Acousphere Record所属アーティスト、Tats Yaによる初心者向けボサノヴァギタークリニックを開催いたします!
ブラジリアンミュージックを深く追求するTats Yaならではのアイディアや弾き方を皆さんにお伝えいたします! 
課題曲はボサノヴァを代表するスタンダードナンバーである"One Note Samba"です。
多くのミュージシャンが様々な編成でカバーしていますが、今回はギター1本で弾くソロギタースタイルをTats Yaが伝授いたします! 
初心者の方でも簡単にトライできるような簡単な考えに基づいたアレンジを説明いたしますので、受講後は皆さんも"One Note Samba"を弾けるようになります!
 初心者の方も個別にフォローしていきますので気兼ねなくご参加くださいね!

 「Tats Yaギタークリニック 初心者でも弾けるOne Note Sambaソロギター講座」
・日程 2013年 2月17日 日曜日
・会場 Acousphere Cafe 杉並区南荻窪4-3-4 (地図はこちら)
・時間 15:50オープン 16:00スタート
・料金 ¥2,500
・定員 10名
・内容 Tats Yaアレンジによるボサノヴァソロギターの説明。ソロギターの組み立て方と考え方。左手の運指と右手の使い方。ボサノヴァのリズムの取り方。
・講師 露木達也
・予約 sonascribe@gmail.com 参加希望の方は以下の要項を記入の上「ギタークリニック参加希望」と件名にいれてメール送信ください!
・氏名
・年齢
・お住まいの地域
・メールアドレス sonascribe@gmail.com 「課題曲紹介」 Acousphere Studioでのスタジオライブの模様です!

 

メンテナンス!

ギタークリニックからはじまった今日一日。
非常に長く感じる一日でした。
参加してくださったみなさまありがとうございました!
Acousphereミニライブも喜んでもらえてとても嬉しかったです。
やっぱりたくさん人前で演奏してゆきたいですね。

さて、今日の最後は僕のメインギターL-5CESの弦高調整作業。
今日のライブで特定の音が詰まって発音されていたので、それの改善です。
トラスロッドを調整し直して、ブリッジの高さも調整。
いろんなパターンを試して見たのですが、どうもブリッジ自体が古くなりすぎて高さが合わないのが問題のようです。
10年近くも使い続けてきたわけですからそうなりますよね。
いよいよ本格的にリペアの方にお願いしなくてはならなくなったかもしれません。
新しいブリッジに交換と、オクターブ調整。
フレットの打ち直しも考えた方がいいかもしれないなあ。
となるとナットも一から削り出してもらわないと。
とても自分の手にはおえそうにはありません。
今後のスケジュールを考えながらオーバーホールのタイミングを模索します。

2013/01/20

ゲームにはまる。

ものすごく久しぶりにゲームにはまってしまいました。
iPad用のアプリ、Infinity Blade 2。
これは面白いです!
タッチパネルでのアクションRPGなんて、と懐疑的でしたが、
操作感の爽快さといい、グラフィックといい、
すごく良いテンポでとにかく楽しいです!
気がつけば夜更かし三日目。
これはもう「はまってる」と言う以外にない状態。
い、いかん!

2013/01/19

ギターレッスンをふりかえって。知らずに育つ感性。

今日はギターレッスンDay。
生徒さんの持ってきたオリジナル曲の作曲とアレンジを手伝いつつ、コンセプトを伝授しておりました。
興味深かったのは詩の展開。
ちゃんとAパートからBパートへ変化する時に詩の内容が意味のある変化をとげていて、メッセージソングに大切なStory Tellingができていたんですよね。
独学で自分なりに作ったもののはずなんですが、ちゃんとしているということで不思議な気持ちになりました。
どうしてちゃんとできていたのかを考察してみたんですが、たぶんきっと良い音楽を聞いてきたからではないかと。
Story Tellingや感情表現を含む楽曲展開がきちんとある音楽を普段きいているんではないでしょうか。
普段の生活で触れるものが素晴らしいものならば、学ばずとも分析せずとも自然と「感性」という形で結実し、実は知らないうちにトレーニングされているということではないでしょうか。
そう思うと毎日の生活で触れるものにはもっと注意を払わないといけないと思いました。
美しいと思うものにだけ触れて暮らすことがクリエイターにとって大事かもしれません。

2013/01/18

ミックスのAcousphere的手順を説明します。

今日も就寝前に記事をひとつ。
今宵はミックスダウンの話。

弟子たちもずいぶん成長してきた。
少しずつミックスやマスタリングについても伝えて、立派な音源を一人で完遂できるようになってほしいと常々思っている。
その第一歩は僕がブログやサイトを立ち上げて文字として手順を記す事だと認識している。
なかなかそれをする時間がないのが現状だが、今夜はこの記事の中でざっくりと説明したいと思う。
以下箇条書き失礼。

・集音が終わったサウンドファイルを自分のMacに取り込み準備完了。
・まずは各楽器の音色補正からスタート。
・この時点でふたつの選択肢。ひとつはメインとなるリード楽器からはじめる方法。ひとつは伴奏の中核楽器からはじめる方法。何を大切にするかで変わる。伴奏楽器が少ない時は伴奏側から、楽器が多い時はリード側からが自分流。
・まず絶対に必要なエフェクトからかけはじめる。僕はLimiterから。オーバーロードのない安全な音色のため。
・次にCompressor。音量の均質化、密度の調整がポイント。
・EQ。スペクトラムアナライザーで視覚化しつつ音色をフラット化。その後色合いとして必要ならば再度EQ。
・リバーブ。Send Returnを使って一台のリバーブで調節。同じ音場であることを重視。
・各楽器にこの作業を繰り返す。
・モノラルの状態でラフミックス。音量を調整。
・パンの調整。演奏者の立ち位置という意味合いの振り方が自分流。
・変わってしまった音量感を戻すために再度音量調整。
・2種類以上のスピーカー、音場(スタジオ、カフェ、車内)でミックスを確認。音量とEQとリバーブ感に留意。
・おおまかにOKならエクスポートしてマスタリングセクションへ。

これでもシンプルにして書き出してる方で、実際はもう30%くらい工程が多いかも。
やっぱりちゃんとしたサイトですべての工程の詳細、注意点、イディオムをしっかり説明したいな。
とりあえず今宵はこの辺で!

2013/01/16

コード機能について最近感じたこと。

さて、今宵最後に音楽理論の話。

最近生徒さんにもっともっと簡単にアドリブをとれるようになってほしいと思い、とうとうコード単位のアルペジオよりも楽な考え方としてTonic, Sub Dominant, Dominantの機能別にとらえて、三つのフレージングでアドリブするという方法論を指導している。
さすがにこれは簡単で、けっこう誰でもそつなく良い音を選択できるようになっている。
かなり良い考え方だと思うのでぜひギターを学ぶ人も、また教えている人も試してみてほしいと思う。

さてそんな中、IIIm7のコードがきた時のフレージングは理論書にあるTonicよりもDominantのほうが相性が良いという結果が出てきた。
僕も長年古い音楽理論書に書いてあるIIIm7=Tonicを鵜呑みにしてきたので、灯台下暗しといった感じの現象でちょっと驚いた。
落ち着いて考えればIIIm7とV7には共通する音が多いわけで驚くべきことではないのだが、自分の耳で再確認するという手間をおしんでいたかもしれない。
もう一回基礎の音楽理論で鵜呑みにしてきたことを再実験する必要があるかもしれない。

7つのDiatonic Chordを再分類できたら新しい感覚と出会えるかもしれない。
そして3つの機能に分かれるという固定観念も捨てたほうがいいのかもしれない。
2つの機能かもしれないし、4つ、5つの微細な機能に分かれるのかもしれない。
いずれにせよ7つよりは少ない数字で分類しないと分類する意味さえなくなってしまうが。

これからも自分らしい見方で音楽の不思議を解明して、みなさんにひろめてゆきたい。
もっと良い音楽文化が日本に根ざしてゆけるように!

良く働いた日は気持ちが良い。

ただいま3:22。
さきほど映像編集をようやく終えてスタジオから自宅へ。
今日も弟子たちと一緒によく働いた。
この二年間、ほんとうに自分は良く働くようになった。
その変化の理由は弟子たちの存在だ。
彼らといると働いてしまう。
先輩として手本にならなくてはという思いがある。
先輩として負けられないという意地もある。
自分がいて指導しなくてはという思いもあるし、
自分のアドバイスを求められていることを感じてもいる。
あらゆる意味で彼らがいて今の自分の働きがあるんだなあと感じ、
彼らにとても感謝している。
いつもありがとう。
彼らへの感謝の気持ちをあらわすには、たぶん彼らよりも働いてみせることかと思っている。
明日も自分なりに時間をみつけて、なにかみんなの役に立つ作業をがんばろう。
写真はエレキギターを買ってごきげんのはやしもとくん。
今度くる新しいギター教室生徒さん用に購入したギター。
自分のキャリアアップのために買うなんて偉いな。

2013/01/15

Acousphereギタークリニック開催迫る!

いよいよ今度の日曜日がAcousphereのギタークリニック開催日となりました!
まだ定員に達してませんのでこの機会にぜひお立ち寄りくださいね!
当日はミニライブも行いますので、そちらもお楽しみに!
以下に募集要項を再度告知させていただきたいと思います!

新年あけましておめでとうございます!
Acousphere奥沢です!
2013年最初のプロジェクトはAcousphere揃ってのギタークリニック開催です!

今回はAcousphereのアレンジによる「September」の伴奏を伝授いたします!
ファンキーなギター伴奏の作り方や簡単なアイデアを説明しますので、受講した後はみなさんも「One Man Rhythm」のギタープレイができるようになります。
初心者の人でもついてこれる内容にしようと思いますし、個別にフォローもできると思いますので、気兼ねなく是非参加してくださいね!

「アコースフィア ギタークリニック September弾き方講座」
・日程 2013年 1月20日 日曜日
・会場 Acousphere Cafe 杉並区南荻窪4-3-4 (地図はこちら)
・時間 14:50オープン 15:00スタート
・料金 ¥3,000
・定員 10名
・内容 AcousphereアレンジのSeptember伴奏の説明。グルーヴィな伴奏アレンジの作り方。指使いのコツと滑らかな運指。リズムトレーニング法。
・特典 Acousphereミニライブ
・講師 Acousphere奥沢茂幸 Acousphere清水敏貴
・予約 acousphere@gmail.com

今回はクリニック終了後にAcousphereのミニライブも行います!
そちらの方も楽しんでいただければと思います!
参加希望の方は以下の要項に記入の上「ギタークリニック参加希望」と件名にいれてメール送信ください!

「ギタークリニック参加希望」
・氏名
・年齢
・お住まいの地域 (荻窪)
・メールアドレス
acousphere@gmail.com

みなさんとの出会いを楽しみにしています!

「課題曲紹介」
今回のギタークリニックの課題曲、Acousphereアレンジによる「September」の演奏動画がこちらになります! 事前に見てなんとなく感じをつかんでおいてください!
映像でみると難しそうにみえるかもしれませんが、シンプルなベースランとトライアドコードのリフで構築されています。
説明を受ければ意外と簡単に演奏してることがわかると思いますので、初心者の方でもついてこれますよ。
ぜひ参加してくださいね!




そしてこちらが伴奏の手元を撮影したTutorial動画です。
この動画だけでも結構弾けるようになりますんで、ぜひこちらもお役立てくださいね!


2013/01/13

途中。

癒しのシュークリーム!
荻窪のルクールピューにいます。

ジョブズのように振り切れるか?

このところ睡眠導入にiPad Miniでスティーブ ジョブズの伝記を読んでいます。
ブックリーダーとしての機能はiPadよりも断然よいですね。
寝返り打っても、仰向けの状態でもiPad Miniはホールドしたままでいられて楽チン。
iPadだとこうはいかないですからね。
ようやくiPad Miniの使用法がみえてきたように思います。

さて、ジョブズさんの生活スタイルには自分にも役立つところがあると思って、それを見抜き学ぼうと読んでいるのですが、ミニマリストでいることの大切さを昨日も感じました。
物を多く持たないこと。
できれば極限まで減らし、片付けやメンテナンスの時間を減らし、その分クリエイティブに生きること。
見回せば僕の部屋は物であふれかえっていて、それゆえに整理整頓しないと作業にも移れずに、無為に時間を掃除につかっているように思います。
でもギタリストですからギターもその他の楽器も必要ですし、なければ仕事はできないわけで。
ジョブズ式ではない方法論でこの問題はクリアしなくてはいけないのかもしれませんね。
うーむ、難しい課題だ。

しかし思えばジョブズは自分の作った作品にさえも冷淡なミニマリストでもありましたね。
iPadを発明することでノートブックコンピューターやiMacが時代に適していないということをハッキリさせてしまい、過去の遺物と自らの手でしてしまったわけで。
iPhoneのおかげでiPodも役目を終えつつありますよね。
こういう決断ってしなくてはいけないってわかっていてもなかなかできないです。
僕自身は全くできていなくて、それゆえに今ミニマリストになれずに逡巡してるわけですし。
やっぱり歴史を変えるほどの人物になるには「変人」と揶揄されるほどの極端さが必要なんですね。

自分がどう変人化していけるかが僕にとっての課題です。
家族やまわりの人に迷惑をかけない、人畜無害なあたりからはじめて、
もし許されれば針を振り切るほどの決断をいつかはできるようになりたい。
音楽というフィールドにおいてそれができるように、明日からも精進します!

2013/01/11

まだ寝てないでギターフレット比較してました。

まだ寝ないでギターの研究をしていたAcousphere奥沢です。
こちら写真は僕のL-5CESのフレット。
ギターを持ってる方ならわかるかと思うのですが、通常のギターフレットよりも大きくて存在感がありますよね。
そうジャンボフレットに打ち替えているのです。
師匠のTuck Andressさんから勧めていただいた方法で、こうすると演奏時の指先の摩擦が減って弾きやすくなります。
この改造の効果はとても大きくて、一度この感じを知ってしまうと元に戻れなくなるくらい演奏しやすくなります。
それによる音色的なデメリットもあるんですけれども、それを超えるメリットがあるのでおすすめです!
僕の新しいギターフレットも元々大きいものをつけているんですけれども、今さっき並べてみたら一目瞭然に違っていましたね。
やっぱりフレットの打ち直しも次回の修理の際にはお願いしないといけませんね。
今回はJim Dunlopの#6000というフレットに打ち替えようと思っています。
結果はまたブログで報告したいと思います!

さて、そろそろ寝ないと明日に差し障るぞと!

Wesの感じた世界を感じたい。

今日の音楽作業を終え、弟子と明日のカフェの仕込みをしながら音楽談義。
モナちゃんの散歩と世話を終えてようやく自宅へ。
それなりに疲労も蓄積しているので、寝床に入れば心地よく寝付けるだろうけれど、
そこにギターがおいてあれば弾きたくなってしまうからギタリストはいけません。
気がつけば一時間、新しいメインギターをそーっと弾き続けた自分がいます。
でもそれだけギターが音楽が好きなのでしょうね自分は。

家族が目をさまさないように小さな音で、疲れた身体を感じつつ弾いていると、
ちょっとだけ自分がWes Montgomeryとオーバーラップして感じられました。
時代や国、空気は違えどもWesもこんな感じで弾いていたのかな〜って。
そんな風にWesに想いを馳せているとなんだか可笑しくなってきて気持ちが緩みます。

Wesが感じたように音を感じたい。そして自在に扱えるようになりたい。
その夢に向けてはまだまだ道半ばですが、
疲れて帰ってきてもまだギターを触りたいし、
家族に迷惑かえないようにこっそり弾いているという境遇においては、
Wesと少しだけ同じことを感じられるようになったのかもしれませんね。
ちょっとだけ嬉しい気分です。

明日はまたカフェの営業、弟子のケア、音楽作業とがんばります。
そして疲れきった最後に、自分のためだけに小さな音でギターをまた弾こうと思います。

2013/01/10

今日のギターレッスンフォロー記事!

Acousphere奥沢です!
今日はギターレッスンDayでした。
お正月があけてようやく生徒さんもエンジンがかかってきた雰囲気で、
こちらもギターレッスンに熱を帯びてきました。

今日は7つのDiatonic Chordに対する簡単なアドリブの方法論を伝えました。
コード自体は無視して根幹に流れる機能、Tonic、Sub Dominant、Dominantに注目してアルペジオするというもの。
初見の譜面で困ったときは結構役に立ちます!
まずは簡単な方法論からスタートするとアドリブもメキメキ上達すると思います!
興味のある人はぜひAcousphere Guitar Schoolへもアクセスくださいね!

Acoustic Sound Organizationのスタジオライブ映像!

Acousphere奥沢です!
昨日一日を費やして作ったAcoustic Sound Organizationのスタジオライブ動画がYouTubeにアップロードされました!
ほんとうに一日の時間を贅沢につかって丁寧につくった作品で、その心遣いが映像に反映できたのではないかなと思っています。
以下のURLから視聴できますので是非!

http://www.youtube.com/watch?v=ic3Mp5CGnM8&feature=youtube_gdata_player

一番苦労したのは照明です。
正直、ただただ音楽だけを勉強してきた僕らにとって映像制作は素人のようなもの。
正しい知識も必要な機材もわからないまま、いまでも試行錯誤しながらつくっています。
このほんのりした色のライトは実は屋外用のワーキングライト。
三鷹のJmartで激安のものを買ったのでした。
直接光をあててしまうと白飛びしてしまうので、反対側にシーツをかけたり、天井にあてて反射させたりと小一時間実験していました。
今回は天井からのかえり照明となりましたがいかがでしょうか?

今年はまわりにいるミュージシャン仲間の演奏を映像作品としてアーカイブしたいし、それを発信してゆきたいと思います。
とくにJiguさん、Kaz Simosacoさんの作品は作りたいと思っています。
今年も微力ながらがんばってゆきたいと思います!

2013/01/09

たまごのプッタネスカ復活への道!

Acousphere奥沢です!
弟子のはやしもとくんと一緒に営業しているAcousphere Cafe。
前身は僕の両親が営んでいたイタリアンレストラン「菜の花亭」です。
これまでは僕らが考案したカフェらしい新しいメニューで営業をしていましたが、やはり菜の花亭の味を再現してほしいとの要望が多くありまして。
ただいま僕の両親に弟子入りしてパスタの作り方を猛特訓中です!
そんな中はやしもとくんが作ってくれた再現メニューがこちら!
「卵のプッタネスカ」です!
僕が菜の花亭のメニューで一番好きだったメニュー。
まさか弟子にご馳走していただけるとは夢にも思いませんでした。
ていうか、僕が習っておくべきなんでしょうけど!
はやしもとくんありがとう。
感動的なおいしさでした!
これをお店を通じてたくさんの人に早く届けられるようになりたいね!
今年もたくさん頑張りましょう!
もちろん音楽もね!

映像撮影中!

Acousphere奥沢です!
本日は休日のAcousphere Cafeを利用して弟子のライブ動画を撮影しています。
これから本番です!

長く同じギターを弾くことで得られるもの。

ギターの演奏がうまくなりたい、と本気で思うようになって一番最初に行ったこと。
それは自分がメインで弾くギターを決めて、極力それ以外のギターを弾かないということでした。
僕は幸いにも敬愛するTuck Andressさんが使用してるのと同じギター、L-5CESを購入していたので迷うこともなくL-5との道を選択しました。
おおよそ10年近くその生活を続けてきたのですが、その選択肢は間違いではありませんでした。
同じギターだけを同じ持ち方とプレイスタイルで弾き続けたことで、目視に頼ることなく感覚で目的の音に近づけるようになりました。
またギターを通して自分のコンディションを知ることができたり、ギターの日々の変化にも詳しくなり、楽器のメンテナンスについても強くなりました。
同じギターでピックアップを交換したり弦を交換したりしたことで比較やリファレンスも正確に行えて、正しい知識を体験として手に入れることもできました。
たくさんのギターを所有して、楽曲にあわせて並列に使うことにも憧れはありますが、ぼく自身はひとつのギターとここまで向かい合ってこれたことを嬉しく思っています。
そしてそうやって手に入れた鋭敏な感覚があれば、実は全てのギターに対して鋭敏になり、瞬時にそのギターの特性を理解して弾けるようになるものです。
この後の僕の演奏家人生には少し遊びをもたせて、新しいギターとの関わりも増やしてゆきたいと思っています。
そして新たに邁進しようと思うギターとの出会いもありました。
2013年は僕にとってスタートの年になりそうで、今からわくわくしています。

2013/01/08

ゴダンの綺麗なギター発見!

楽器のページをいろいろ見てましたらこんなギターを発見しました!
Godinの25周年アニバーサリーモデルのACSですって。
トップ板がなんとローズウッド!
トップがローズウッドっていうのははじめてみました。
ローズウッドというのはほとんどのアコースティックギターのサイドバックに使われてる木材なので、素材としては目新しくもなんともないんですが、それをトップに持ってくるというのは前代未聞ですね。
というか盲点でしたねこれは。
こんなに綺麗なギターに仕上がるんですね。
新しいものをみつけるとワクワクして楽しいですね。
今年のどこかで発売されるそうなので、そのときは楽器店に試奏しにいってみたいと思います。
トップがローズウッドだとどんな響きになるのか体験しておかねば!

iPad Miniの処遇。

iPad Miniの処遇についてどうしようか迷っている。
発売と同時に購入し、方々持ち歩いて使用してきた。
小さくて重くなくて、どこでも大きなタスクに取り組める。
ノマドワークにもセカンドモニターとしても最高の製品だ。
本来iPadとはこういう製品なのではないかと思うほどに、
素晴らしい製品だと思っている。

しかし、しかしながら、僕の生活スタイルには合わないようだ。
ほとんどスタジオで音楽作業かCafeでのWeb更新の自分。
持ち歩く回数が少なすぎて、外で大きなタスクと取り組めない。
外回りの最中はiPhoneで済んでしまうし、iPadをテザリングするのも面倒だ。

スタジオにいればより快適に仕事できるiPad3を手にとってしまう。
やはり処理も早いし、メモリも大きくて安定してる。
キーボードカバーもピッチ幅が広くてワードプロセッシングも正確だ。
そしてなにより文字が大きくて見やすい。

うーん、これはやっぱり年齢ゆえの悩みなんでしょうね。
「文字が大きくて見やすい」
というポイントがとても大事になってきた自分。
もし今携帯電話を買いに行ったらドコモのらくらくフォンを魅力的に思うのかもしれないね。
そんな年になりつつあるんだなあとせつない気分。とほほ。
あと少し若かったならばiPad Miniを使いこなせただろうに!

もうしばしiPad Miniに挑戦を続けてみたい。
まだまだ若いという自負を証明するために。
そういいながらもiPad3でブログを更新するのであった。

若手からもらうエネルギー。

Acousphere Studioは音楽を愛する弟子達でいつも賑わっている。
明るくて真面目で素晴らしい仲間達。
仕事終わりにみんなで話す時間がいつも楽しみだ。

若い人たちと関わっていて楽しいこと、それはハングリーでいられる事だ。
まだまだ無限の可能性をもっている彼ら。
言い換えればまだ何も守るべきものがない、確立していない時かもしれないが、
それゆえにピュアでストレートなエネルギーにあふれている。
そんな彼らと共に歩むと、自分も懐かしいあの頃にもどってハングリー精神を取り戻す。
彼らがいたからこそ、僕も新しいことへむかっての選択をできたのだろうと思う。

いまのAcousphere Studioは音楽家にとっての最良の環境のひとつだと思う。
少なくとも41歳をむかえた僕にとってはこれ以上ないハングリーな場所だ。
今宵も、そんなハングリーな彼らに負けないように、
いましばらく自分の音楽の仕事をしてから休息したいと思う。

まけへんでー!

2013/01/07

ギターを長時間練習するのにおすすめのソファ!

Acousphere奥沢です。
毎日ギターを弾いてる生活をしておるわけですが、ジャズギターは結構重たくて長時間弾くのには難儀します。
特に僕のメインギターであるGibson L-5CESはボディ内部にウレタンフォームを詰め込んで音色の補正をしているので、通常のジャズギターの倍以上の質量。
たぶん10kgぐらいあるんではないでしょうか。
これをストラップで肩からかけて演奏してると最後には肩こりからの頭痛に見舞われてしまうんですよね。
でもやっぱり自分のメインギターを常に弾いて、身体に馴染ませてゆきたい気持ちもありますよね。

僕が思いついた解決方法は「ソファで弾く」ということでした。
それも二人掛け以上のサイズのソファで。
ギターのお尻の部分をソファに預けて重さをソファに逃がしながらネックを弾きやすいポジションに持ってくる。
この方法をみつけてからはL-5でも4時間以上楽々弾けるようになりました。
おまけにTuck Andressさんが立ち姿で演奏してる時のギターポジションに近い形でネックを触れるという利点もあり、今ではソファがギター練習に欠かせないアイテムになっています。

いろんなソファ(うちの実家のソファ何種類か)で試奏しましたが、僕のおすすめは写真のソファ。
Unicoの二人掛けソファ、アルベロシリーズです。
重たいギターでも長時間弾きたい方はぜひお試しください!

2013/01/04

Acousphereギタークリニック開催!Septemberの弾き方講座!1月20日!

新年あけましておめでとうございます!
Acousphere奥沢です!
2013年最初のプロジェクトはAcousphere揃ってのギタークリニック開催です!

今回はAcousphereのアレンジによる「September」の伴奏を伝授いたします!
ファンキーなギター伴奏の作り方や簡単なアイデアを説明しますので、受講した後はみなさんも「One Man Rhythm」のギタープレイができるようになります。
初心者の人でもついてこれる内容にしようと思いますし、個別にフォローもできると思いますので、気兼ねなく是非参加してくださいね!

「アコースフィア ギタークリニック September弾き方講座」
・日程 2013年 1月20日 日曜日
・会場 Acousphere Cafe 杉並区南荻窪4-3-4 (地図はこちら)
・時間 14:50オープン 15:00スタート
・料金 ¥3,000
・定員 10名
・内容 AcousphereアレンジのSeptember伴奏の説明。グルーヴィな伴奏アレンジの作り方。指使いのコツと滑らかな運指。リズムトレーニング法。
・特典 Acousphereミニライブ
・講師 Acousphere奥沢茂幸 Acousphere清水敏貴
・予約 acousphere@gmail.com

今回はクリニック終了後にAcousphereのミニライブも行います!
そちらの方も楽しんでいただければと思います!
参加希望の方は以下の要項に記入の上「ギタークリニック参加希望」と件名にいれてメール送信ください!

「ギタークリニック参加希望」
・氏名
・年齢
・お住まいの地域 (荻窪)
・メールアドレス
acousphere@gmail.com

みなさんとの出会いを楽しみにしています!

「課題曲紹介」
今回のギタークリニックの課題曲、Acousphereアレンジによる「September」の演奏動画がこちらになります! 事前に見てなんとなく感じをつかんでおいてください!
映像でみると難しそうにみえるかもしれませんが、シンプルなベースランとトライアドコードのリフで構築されています。
説明を受ければ意外と簡単に演奏してることがわかると思いますので、初心者の方でもついてこれますよ。
ぜひ参加してくださいね!




そしてこちらが伴奏の手元を撮影したTutorial動画です。
この動画だけでも結構弾けるようになりますんで、ぜひこちらもお役立てくださいね!


2013/01/03

カレンダー!

今年は年次計画をちゃんとたてようと思い、年間を見通せるカレンダーを購入してみました!
一年ってあっと言う間なんですねえ。

2013/01/02

麻生くんのウクレレもうすぐ完成!

昨日のブログ書き込みで、なんの気なしにDan Ratliffさんのギターの写真を使ったのですが、偶然なのかその直後にRatliffさんからメールが!
弟子の麻生くんがフルオーダーしているウクレレが完成間近というメールで、麻生くん共々新年から嬉しい知らせ。
ほんとうに楽しみです!
彼のオーダーはかいつまんで説明すると以下の感じ。

・木材はマンゴーウッド。明るくて乾いたサウンドを目指す!
・演奏性を高めるためにカッタウェイ。
・フィンガーボードのポジションマークはギターに準拠。

ギタリストの為のウクレレというのがコンセプトなんですね。
こういうカスタマイズははじめてみたいで、Ratliffさんもはじめにメールさせてもらったときは、「なぜそのデザインがいるんだい?」と質問のメールをいただきました。
でも、長年ギターやウクレレに関わってきて自分たちが思うコレというデザインを盛り込みましたのできっと良いものになってると思います!
到着がいまから楽しみです!

2013/01/01

アーティストイメージの話。

麻生くんのアーティスト活動のサポートでの課題がひとつあります。
それは僕がなんのギターを弾くのかってこと。
もちろんこだわりなくなんでも弾けば良いのですが、アーティストイメージを作るという目的があるので、やはり「これぞAcoustic Sound Organizationだ」というギターが大事になります。

そもそもギターでなく、ウクレレというアイデアもあるわけで、本当に決められないでいるんですよね。
決まっているのは麻生くんが弾くウクレレだけ。
うーんどうしたものか。

僕のメインギターはGibson L-5CESですが、このギターはまんま「Acousphere」の音がします。
クオリティも高いし、あらゆる演奏もできますが今回のサポートでは一番使えないギター。
このギターは清水くんと一緒に弾くためにあるのかもしれないですね。
勿体つけるわけではありませんが、そのくらいギターのルックスや音色ってイメージと関わっているんですよね。

いまのところ最有力はDan Ratliffさん制作のミニギターです。
ナイロン弦がはってあって、バリトンウクレレサイズのボディというかわったギター。
鳴りはクラシックギターとは正反対の中音域によったウォームなカラー。
ウクレレと合わせるなら最高の一本だと思います。
でも今、ぼくと麻生くんが考えるアーティストイメージは少しばかり違っていて、何か新しいウクレレ音楽を作り出すイメージなんですよね。
ハワイアンでもなく、アコースティックでもなく、何か新しいことをやりそうな雰囲気がルックスから理解できる、そんなイメージ。

しばしそれを念頭に麻生くんと一緒に楽器をインターネット上で探して回ろうと思います!
良い出会いをもとめて!

今年やりたいプロジェクトその壱!

昨日までは年末という気分に浸ってゆっくりしていたのに、たった数時間で2013年になり、なった途端に「さあ仕事もスタートダッシュしなくては!」となってしまうのは本当に不思議ですね。
これが節目の魔術というものなのかもしれませんが、いずれにせよ2013年スタートしてしまいました。
今年も弟子と仲間たち、そして家族を率いて頑張ってゆかなくてはと思います!

今年やりたいプロジェクトはいっぱいありますが、ブログで少しずつ考察してゆこうと思います。
そのうちのひとつは弟子、麻生洋平くんのアーティストプロジェクト「Acoustic Sound Organization」での作品リリースと、もう一段上のアーティストイメージの確立です。
バークリー音楽大学への留学を経て音楽的にも人間的にも成長した麻生くん。
いよいよ自分自身の音楽とステータスを作る時がきていると感じています。
やるべきことはひとつ、ただ音楽作品を作りリリースすること。
彼がいまどういう能力を持っていて、どんなメッセージを届けたいのか。
それを音楽というものに変換して送り出してゆく。
iTunesもあるし、YouTubeもある。
いまインディーズや自主制作アーティストにとっては夢のような音楽黄金期なんですよね。
僕らはその立ち位置から地道にではありますが、活発に自分たちの作品を届けてゆこうと思います。

麻生くんのプロジェクトにもこれまではプロデュースという形で積極的に参加してきましたが、今年は実際の演奏、アーティストサポート、レコーディングとできるかぎり参加します。
なので演奏に出かける機会も増えるんじゃないかなと思うと、ちょっと嬉しいですね。
僕もそろそろいろんな場所を回ってにお演奏活動もやりたいし、あの懐かしいストリートライブの雰囲気も感じたい!
若い人たちと付き合うと、何回も過去にさかのぼって一番ハングリーで楽しかった時代に戻れるのがいいんですよね。
僕も初心にかえってがんばろうと思います!

あけましておめでとうございます。

Acousphere奥沢です!
あけましておめでとうございます!
今年は去年よりも更に音楽活動をがんばりますので応援よろしくお願いします!
正月は親戚一同が集まって毎年賑やかな正月を過ごすのですが、今年は弟子3人も加わって更に賑やかで楽しい正月です。
先ほど訪れた荻窪白山神社は初詣の人でいっぱい!
これからうちで珈琲です!