2011/10/31

Seventy Seven

生徒さんが持ってきたSeventy Sevenのギター。
いいサイズですね。
デザインもコンセプトもいい感じ!

昼飯

ギターレッスンの生徒さんにいただいた鯖の干物をいただきます!
すごい立派です!

今みると美しい

荻窪の街中で粗大ごみとして出されている古いテレビをみかけました。
昔のテレビって調度品の王様だったんですね。
なんとも優雅なデザイン。
時代を感じますね。
もうテレビを見る生活はしないだろうけど、こんな美しいテレビなら飾っておいてもいいかも。

2011/10/30

改装中!

和室だった場所に白いペンキを塗って洋風にコンバージョン!
それがおわればスタジオとして始動です。

2011/10/29

初!

はじめて食べます憧れのシロクマ!
ミスターと藤村くんの友情の証。

2011/10/28

iPadでのレコーディングDrums編 4



どのように2本指でのドラミングができるのかiPhoneで動画をとってみましたので、こちらに掲載しておきますね。
言葉で説明するより動画は早いですよね。
動画のように2本指をうまくスライドさせて距離を作る事で連打のパターンがはじまります。
うまく使えば触っているだけでも正確なリズムパターンが作れるってことかもしれませんね。
これをつかってセッションをすることも、メトロノームのかわりに使う事もできるかもしれませんね。

iPadでのレコーディングDrums編 3

はてなマークのタブをタップするとこのような表示になります。
楽器の名前と、どの部分を触るとどのような音の出方がするのかが表示されます。
例えばハイハットの部分は絵が3分割されていて、それぞれペダル、クローズ、オープンと分かれています。
実際にその部分をタップしてみればどんな音がするのかすぐにわかりますが、例えばジャズの4beatのドラムパターンを作るなら2拍目と4拍目にハイハットのペダルの音をいれるのが良いですね。
それからiPadはさすがのマルチタッチ対応ですので、楽器に2本指で触れて演奏することもできます。
その場合はメトロノームのテンポに合わせた連打が演奏されるようになっています。
しかも指先の距離を変化させることで連打の回数を変えられるという作り込みぶり!
これはなかなか楽しいですね!

iPadでのレコーディングDrums編 2

Garagebandの音源からDrumsを選んでドラムのアイコンをタップすると立ち上がります。
立ち上がった直後の画面がこちらになります。
いくつかの種類のドラムセットを選べるようになっていて、現在選ばれているドラムセットが何か真ん中に文字で表示されています。
現在はClassic Studio Kitですね。

ドラムを叩く人ならばドラムの絵を見るだけでどの楽器がどんな音がするかわかると思いますが、もしもわからない場合は右上の"?"のタブをタップしてみてください。

iPadでのレコーディングDrums編 1

Acousphere奥沢です。
iPadを使ってのレコーディングの面白さに気がついて、ここ最近は機能の確認や実験などをしています。
今回はGaragebandの機能、Drumsについて勉強&レビューをしたいと思います。
レコーディングを開始するのに一番最初に手がけるのは大抵ドラムパターンになります。
その後、ドラムのリズムに合わせてギターやベースの演奏を録音して伴奏のトラックが完成します。
そして最後にボーカルなどのメイン楽器が録音されて完成というのが大まかな音源制作の流れとなります。
一番最初に楽曲の色彩を決定するのがドラムなのですね。

2011/10/26

露木くんのレッスンできがついたクリシェの事。

今日もギタリスト露木達也くんのギターレッスンを受講しました。
素晴らしい内容でたくさんの新しい発想をいただきました。
今日一番の発見はJazzにおけるクリシェの使い方。
僕にとってのクリシェは同じコードが続く場合に内声のメロディとしてこっそり使うとか、ベースラインが半音階で進行する場合に出てくるとかくらいの発想しかなかったのですが、そのクリシェをメロディの一部として扱ったジョビンの話、そしてクリシェをアドリブフレーズの構造体の中心に据えてそれを装飾したであろうチャーリーパーカーの話は衝撃的でした。
僕も弾いていたフレーズですが露木くんの視点から考えると全く違った流れを見せてくれるんですよね。
その結果かんじることができる音楽世界が広がりましたので、明日からは違った感覚でまたアドリブに関わってゆけそうです。
その世界に導いてくれた露木くんに感謝です。
何をするか、よりも誰とするか。
僕は良い弟子と良い先生に恵まれました。

2011/10/25

Lap Stick & iPad 15


最後につくった伴奏ファイルと戯れている自分の映像をアップしておきます!
市販のマイナスワン音源よりはずいぶん荒削りな伴奏ファイルになりますが、ゆえに人間っぽい揺らぎがあって合わせていて楽しいんですよね!
みなさんも旅先でiPadとセッションはいかがでしょうか?

Lap Stick & iPad 14

ドラムループができましたので、先ほどのギターアンプアプリに戻って伴奏を録音しました。
録音ボタンをおして演奏すれば自動的に新しいトラックが増えて、写真のようにふたつのトラックが表示されます。
紫色のバーの中に見える心電図のようなデータがギターの伴奏の音データを図形化したものです。
こちらもダブルタップしてループにします。
これでひとりセッションの準備は完了しました!
あとはこの演奏データをプレイバックしながらギターでアドリブするだけですね。

Lap Stick & iPad 13

ループを選択すると以下のように同じデータが繰り返し演奏されるようになります。
表示も長くなってこれは誰にとっても分かりやすいですね。
この辺のユーザビリティの良さがさすがAppleのソフトだなあって思う瞬間ですね。
これからレコーディングをはじめたい初心者の人や、いずれLogicなどのDAW環境にトライしたい人はぜひiPadのGaragebandから使うのをおすすめします。

Lap Stick & iPad 12

もう一度緑の部分を二回タップしますと今度は上にポップアップメニューが現れます。
その中からループのタブをタップして選択します。

Lap Stick & iPad 11

こちらが長さを調整したあとの写真ですね。
ちょうど2小説の長さになりました!
あとはこのデータをエンドレスで演奏するように指示を出します。

Lap Stick & iPad 10

緑色の部分をタップするとデータの周りが縁どられます。
これで長さを調節できるようになります。
右側の一番際に触れて2小節目の一番最後の部分までスライドします。

Lap Stick & iPad 9

クオンタイズされて出来上がったパターンがこちらです。
一応2小節の演奏を作りましたが、演奏のない3小節目もデータ化されてしまいました。
この部分を切り落としてループにしたいと思います。

Lap Stick & iPad 8

ドラムパターンを打ち込みますが、クリックを聞きながらRide Cymbalをタップしても正確にはできないですよね。
なのでここでは「クオンタイズ」を使います。
人間が叩いて揺らいでしまったタイミングをiPadが正確な場所に自動的に補正してくれる機能です。
ジャズのスウィングにしたいので三連符に設定しました。

Lap Stick & iPad 7

Drumsが立ち上がるとこんな画面になります。
このインターフェースを直接タッチしてドラムパターンを入力してゆきます。
まずは右上のレンチのアイコンをタップしてテンポをかえます。
110bpmに設定してジャズのパターンを作ろうと思います。
まあRide Cymbalだけで十分かな。

Lap Stick & iPad 6

ギターの音が無事iPadから出るようになりました!
では早速遊んでみようかと思います。
一人で弾いていても面白くないので、伴奏を録音してからメロディ弾いたりアドリブをしてみようかな。
そのためのベーシックトラックを作ります。
まずはやっぱりドラムですね。
Garagebandの「音源」タブをクリックしてDrumsを立ち上げます。

Lap Stick & iPad 5

iPadのスピーカーからサウンドをモニターするためにジャックのアイコンをタップ!
すると写真のようなポップアップが出てきます。
ここの「モニタ」の部分をオンにすると聞こえるようになります。

Lap Stick & iPad 4

演奏を楽しむ前にやっぱりチューニングしないといけなですよね。
なんとGaragebandのギターアンプコーナーにはチューニング機能もついているんですね!
音叉のマークをクリックすると写真のような画面になりました。
Jamでライン接続してるのでかなりの精度でチューニングできました。
これは優れもの!

Lap Stick & iPad 3

今回はアンプの種類はClean Comboを選択。
歪ませてもクリーントーンで使ってもまずまずのアルゴリズムですね。
このへんのアンプシミュレーションもなかなか素晴らしいと思います。
音色の調整は画面のギターアンプについているノブを回して行います。
まったく普通のギターアンプを使うのと同じ感覚です!

Lap Stick & iPad 2

まずはiPadにApogeeのサウンドインターフェースJamをコネクト!
JamはiPadから電源供給をうけて作動します。
ただつなぐだけで簡単ですね。
JamにシールドでギターをつないだらGaragebandを立ち上げてGuitar Ampを起動します。

Lap Stick & iPad 1

Acousphere奥沢です。
休暇で旅行にきましたがギタリストとしては旅行先でも少しはギターに触っていたいもの。
そこで今回はiPadとトラベルギターLapStickを持ってきました。
旅先でどんな使い方ができるのかレビューしてみようと思います!

2011/10/23

Nikon 1を見にきました!

でましたねNikonからもミラーレス一眼!
なかなかかわいらしいのにフォーカスも早くて良い感じ。
動画もバッチリとれるようです!
ほしいかも!

Apogee Jamレビュー11


iPadと接続して伴奏を録音したあとにメロディーをレコーディングしてみました!
やっぱりiPadのスピーカーからモニタリングできるのは楽しいしいいですね。
ヘッドホンできくほどの精密なタイミングでは弾けませんが、プリプロならこのくらいが丁度いいのです。
最近はまっているJazzのスタンダード曲「Confirmation」を弾いてみた動画を作りましたので参考にしてみてください。
動画は最新のiPhone4Sを使ってHD画質で録画してみましたよ!

Apogee Jamレビュー10

L-5CESを使って2トラック録音してみました!
音もまあまあ良い感じ。
プリプロ制作には全然問題なく使えますね!
弟子の麻生くんと一緒に実験していたのですが、彼曰くiPadでのレコーディングの方が楽しくて「疲れない」のだそうです。
確かにインターフェースが違うだけでも気分的なものやストレス量はかわってきますよね。
なるほど。

あとiRigの場合はiPadを充電しながらでもつかえるのが利点だそうです。
確かにJamは充電の入力部分にケーブルを差し込みますからね。
99%の電池残量からはじめて1時間半使ったところで今の残量は76%です。
まあ電池だけでも十分いけるかもしれませんね。
休憩の度に充電すればいいのかもしれないし。

ということでApogee Jamのレビューはひとまずここまでとしますが、今後もiPadを使ってのレコーディング記事を少しずつアップしてゆく予定ですのでお楽しみに!

Apogee Jamレビュー9

Clean Stackという比較的ノイズの少なめな設定で挑戦しました!
まず僕のアクティブ回路使用のL-5CESですが難なくJamと接続成功しました。
それなりにGainの幅があるようですね。
ギター以外にもマイクとか接続できるのかもしれませんね。
これも後日試して見たい部分です。

そしてiRigと違って良い部分はJamを接続したままでもiPadのスピーカーから音をモニターできる部分ですね。
弟子の麻生くんによればiRigは録音中はヘッドホンでしかモニターできず、iPadスピーカーでモニタリングする際にはiRigをディスコネクトしないといけないそうです。

iPadのスピーカーは電池駆動の非力なものなので録音時に正確に弾くためのモニターには向いてないと思いますが、出来上がりを数人でモニターしてアドバイスをしたりするのにやはりスピーカーで聞きたいのです。
それができるJamは嬉しいですね。
うちの若手のプリプロ制作などはiPadでもできるかもしれないですね。

Apogee Jamレビュー8

どのギターをつなごうかちょっと迷いましたが、やっぱり自分の相棒L-5CESですね。
こちらはBartoliniのTXEというアクティブタイプ(電池で増幅する低ノイズ)のピックアップを搭載してるのでかなりクリアに録音できるはず。
でももしかすると信号が元気すぎてマッチングしない恐れもありますねえ。
物は試しでやってみます!

Apogee Jamレビュー7

ではさっそくギターをつないで見たいと思います。
Garagebandの中に入ってるGuitar Ampのアプリを立ち上げて音を出して見るのから試してみようと思います!

Apogee Jamレビュー6

無事接続しました!
iPadの電源をいれるとJamのインジケーターが青い色に点灯。
これは「ちゃんと接続されましたよ」という意味だそうです。
そしてGaragebandを立ち上げるとインジケーターは緑に。
これで録音が可能な状態に!
あとはギターを接続するだけですね!

Apogee Jamレビュー5

ボディの側面にはGainコントロールのノブがついています。
録音に使うギターの種類によって音量は違います。
電池付きのギターは電気信号が元気で音が大きいですし、電池なしのエレキギター(パッシブ回路)は音が小さいもの。
それら入力ゲインをちゃんと調整しないとキレイな音で録音できないのですが、このJamはその回路が内臓されてます。
これがiRigとの一番大きな機能の違いですね。

Apogee Jamレビュー4

反対側には専用ケーブルのOutputが用意されています。
ここにケーブルをつないでiPadなどと接続するんですね。
軽くさしてみましたがケーブルがロックされてしっかり固定されるので、ギターのケーブル毎引っ張ってしまっても抜けたりしないのではないでしょうか。

Apogee Jamレビュー3

こちらがギターのケーブル(シールド)を差し込む部分です。
ギターのアイコンとInの文字がついているので間違えなくて良いですね。
ボディはプラスチック、銀色の部分もプラスチックなので作りは華奢な感じがします。
どのくらいの耐用年数があるのか試してゆきたいと思います。

Apogee Jamレビュー2

箱をあけると説明書、本体の他にケーブルが2本出てきました!
そういえばこのJamはiPad、iPhoneの他にもMacにもUSB接続できるんでしたね。
これからのモバイルレコーディングには強い見方になりますね。
Sound Interfaceがポケットに入るサイズというのはありがたいですし、ライブなどでの使用にもちょうど良いのでしょうね。

Apogee Jamレビュー1

Acousphere奥沢です!
iPadでレコーディングしている弟子を見て僕も参加したいと思い、思わずAmazonで買ってしまいましたApogee Jam!

これはiPadとギターを接続する機械で、これがあればギターの音をノイズなくiPadで録音できるようになるんですね。
有名なプロダクツには「iRig」というモデルがあるんですが、弟子の麻生くんがそれを先に購入してしまったので、僕はApogeeのJamにしてみました!

では開梱したいと思います!

2011/10/22

Pat Metheny Phrase Shape

今日のレッスンではギターのアドリブについて教えていました。
フレージングの話になったのでPat MethenyのフレーズをDVDソフトからTranscribeし、生徒さんと一緒に研究しました。
以下にそのフレーズの度数で分析したNote Flowを書き留めておきます。

4 5 b6 b7 5 b5 4 2 3 (前半)
b2 1 b6 5 4 #2 b2 1 (後半)

Pat Methenyは上のシェイプのメロディをマイナーキーの楽曲のV7の際に演奏していました。
非常に流麗でロマンチックなフレーズですが少し難しいスケールを使ってるようにも聞こえます。
でも実際はアルペジオを基本にクロマティックアプローチを巧みに織り込んだメロディラインになっていて、それゆえに非常にクッキリとしたメロディとして響いています。

前半部分はTensionである4度からスタート。
合間の強拍になる部分でコードトーンである1,3,5,7を経由して、最後は3度に解決しています。
後半も基本同じような構造。
Tensionから入るっていうのがコツなのかもしれません。

実際に弾いている映像がないとわかりにくいと思うので、後日映像ファイルも作ってしっかり誌面で説明したいと思いますが、今回はとりあえずプレビューという事で。

僕のiPhone事情、最新版。

iPhone4S購入、iOS5導入とこの一週間はまさにApple Weekでした。
アップルファンとしては嬉しい時間でしたが、新しい世界を受け止めるのはやっぱり大変。
今も試行錯誤しています。

iMessageはWi-Fi経由でSMSがやりとりできるシステムなんですが、使ってみると結構長めの動画などリッチコンテンツも送受信できてSMSとは全く違う使用感。
すごく楽しい発明品だと思いました。
その使い心地をみて僕の周りでもiPadを買いたいという人が増えました。
これがハロー効果って現象なんですね。
これもジョブズのマジックなのかな?

iPhone4SはキャリアをKDDIにMNPで乗り換えました。
なので現在はMMSとiMessage、おまけにFaceTimeも使えません。
対応は来年らしいですね。
でも回線速度は速いですのでMNPして満足しています。

そして前に使っていたiPhone4も現役で活躍中です。
3G回線は使えなくなりましたが、Wi-Fiにつながります。
なのでiMessageとFaceTime専用機として活躍中。
こっちの端末の方が使ってますね。
いずれ3G回線はつかわなくなってWimaxだけでコミュニケーションできるようになるんじゃないかと考えてます。
そうしたらBroadbandでいつでも効率よく仕事できるようになって、固定費も下がりますね。
そういう状況の構築までもう一息なんですけどね。

時代を先取りできるよういろいろ実験と挑戦を重ねてゆきたいと思います!

2011/10/20

完成テラス!

ようやく完成しました!
手伝ってくれた池田くんに感謝!

2011/10/19

風流

出来上がったテラスでおやつ。

夕焼け!

Jmartから見た空。
美しい。

土木工事!

みんなでスタジオ前のテラスを作っています!

寝ながら骨ガム

愛犬モナさん。
今日もマイペースライフ。
寝ながらガム噛んでます。
よだれがすごいよモナ。
あとで拭き掃除しなくっちゃ。

2011/10/18

数式において生み出されるメロディ

スティーブジョブズの流儀という本。
ビジネスを成功させるための方法論やスティーブジョブズの歩みをまとめた本です。
読んでいると音楽家や全てのクリエイターにとって大事なことを教えられます。

この本の中でジョブズは、
「イノベーションとは既存の物と物をクロスオーバーさせて生み出すもの」
と言っているんですが、良いソロメロディを生み出すにもこの考えは使えます。

例えばアルペジオを漠然と知っていて、それをランダムに弾いたり組み合わせても全部が良いメロディになるとは限りません。
でもアルペジオというコンセプトにもうひとつのコンセプトをクロスオーバーするとそこに整然とした「式」が生まれます。
その結果でてくるフレーズは大抵の場合何かしらの意味を持っていたり、コントロールされている感じが付加されて良いメロディに聞こえてきます。

あとは演奏者や作曲者がどれだけその「数式」を知っているかが大事になってきます。
数式の種類が多いほどたくさんのメロディを生み出すことができます。
しかも感性に依らずして実験と計算で無尽蔵にメロディが生まれるのです。

レコーディング作品のアドリブソロを組む手順

Acousphere Studioで若手のミュージシャンが連日じぶんたちの作品をレコーディングしています。
基本ギターインストの楽曲を作っているのですが、伴奏、メロディ演奏の録音を終えたあとにひとつの大きな壁に必ず出会います。
それは「ギターソロ」のコーナー。

基本はアドリブパートなので普段アドリブをやっているジャズギタリストにとっては簡単なパートなのかもしれませんが、はじめてソロを作る若手にとっては大きな関門です。
そしてレコーディング作品に残るソロというのは時代をこえて聞かれてゆくもの、自分の感性の結晶となるので、Acousphere Recordでリリースするものに関してはみんなにソロの熟考をお願いしています。
自分なりのメロディの作曲、大袈裟にいえばそうなのかもしれないですね。
みんなこの大きな壁に苦労していますね。

さて、その壁を乗り越えるにはたくさん闇雲に弾いても鼻歌を録音してもダメです。
乗り越えてゆくためのアイデアやコンセプトが必要になってきます。
以下にいくつかのコンセプトと流れを提示しておきます。

「流れ」
・楽曲全体の中でどの程度の長さのソロパートにするか録音しながら探る。
・ソロのパートを何分割にするか決め物語を作る。起承転結。
・全体に渡るソロのコンセプトを決める。テクニカルアイデアや感情面も考慮しオペラのように。楽しくとか悲しくなんていうアイデアも良し。ペンタトニックで弾くとかアルペジオにするとかTension Noteを攻めるとかいうアプローチもコンセプトになる。

「フレージング」
・前項の要件を考慮にいれながらフレーズを作曲してゆく。
・フレージングのアイデアには以下のようなアプローチが考えられる。
(1) アルペジオ
(2) スケール
(3) テンション
(4) シェイプ
(5) ダブルストップ
(6) オクターブ
(7) コードメロディ

「アプローチ」
・以上のフレージングアイデアにもうひとつのアイデアを掛け合わせる。以下にアイデアを列挙。
(1) スケールワイズに上下。
(2) 3度でスキップしながら上下。
(3) 4,5,6,7度でスキップしながら上下。
(4) 同じ音を2,3,4回ずつ弾く。
(5) アルペジオをコードワイズに上下。
(6) クロマティックアプローチ。
(7) ディレイドリゾルブ。

言葉の詳しい解説は省略させていただきますが、これらの流れに従いながらソロを組んでゆけば物語のあるわかりやすいソロが出来上がってゆくと考えます。
もちろんソロを作り判断する作り手の感性に依る部分が多くはなりますが、これまでの感性だけに頼ったソロメロディ制作手法よりもはずっと科学的な手法です。
なので上手に使いこなせば誰でも聞き応えのある良いソロを作れる可能性が高まると思います。
ぜひこういったアイデアを取り入れて渾身のソロを作り上げてほしいと思います!

2011/10/17

クローバーも満開!

最近庭中に液体肥料を混ぜたお水を散水していたら雑草のクローバーまでも元気になって大量の花を咲かせました!
アルゴフラッシュすごく良く効きます!

桜さきました

Acousphere Studio前の桜。
見事に咲きました!
淡い桜色。

2011/10/16

いま一番ほしい冷蔵庫

Amazonのサイトでいろんな検索ワードいれてウィンドウショッピングするのが好きなんですが、面白いものをみつけました!
ドメティックという会社のポータブル冷蔵庫。
キャンピングカーなどについてるものの家庭版って感じですね。
こちらエネルギー源が3Wayになってます。

1. ご家庭の電源
2. 車のシガーソケット
3. ガスボンベ

これとガスボンベがあれば割高ではありますが、家の電気をつかわないでも冷蔵庫が安定して使えるってことなんですよね。
節電と停電の状況でもスタンドアローンで動く冷蔵庫!
これは素晴らしいですねえ。
ほ、ほしい!

アドリブがもっと簡単に誰でもできるようなメソッドを研究中

今年のテーマは「アドリブをもっと身近なものに」です。
誰でも簡単にアドリブができて、しかも確実にかっこよいフレーズが弾ける、応用も簡単というメソッドの確立が目標だったのですが、一年間取り組んできたおかげで完遂できそうです。

さてそのメソッドの中核となるのは「シェイプ」というワード。
アドリブメロディを特定のタイムとマッチさせて演奏する「フレーズ」という考え方をやめて、そのシェイプであればどのタイムで弾いてもよいとすることで、どんなリズムにもどんなコード進行にも即座に応用可能となります。

例えばジャズの巨人Wes Montgomeryは1,2,3,4,5,7,9というシェイプをよく使います。
この順序で音を並べればWes的なフレージングになり、Wesの感性と同じメロディラインが自動的に生まれます。
それはどんな発音タイムであってもです。
ただし基本的にはこのシェイプを崩さないこと条件です。
まあ崩せば更に面白いものが発見できるかもしれないので、そこから先は実験、つまりは本当のImprovisationになるのかもしれませんが、とにかく最初はシェイプを遵守することなんですね。
偉大な先人の感性を借りながらも自分らしく応用できるということなんですね。

言葉で説明するだけではピンとこないではないかな、と思うのでサイトに後悔するときにどんなイラストでフォローするか考えていますが、まだ良い方法が発見できないでいます。
でもまあ先ずは文章だけでもこのメソッドを順次公開してゆこうかなと思い始めました。
作ってみなくてはわからないですものね。
始めから完成されたサイトやメソッドでなくてもいいんでしょうね。
後からバージョンアップしてゆけば。

Acousphere Adlib Method 1.0。
近日中にリリースしてゆきたいな。

2011/10/15

iPhone4Sの行列を終えて後記

年甲斐もなく勢いと気持ちで参加したiPhone4Sイベント。
結果10時間並んだところでタイムアウトとなり残念ながら初日ゲットできずに帰ってくることとなりましたが、たくさんの人々と一緒に並んだことや当日経験して感じたことなど有意義な体験になりました。

買えなくて敗戦した原因はソフトバンクのサーバーのブレイクダウンに尽きますが、関わった人々は復旧のために頑張ったんだと思いますので仕方がなかったですかね。
アップルストアから配られた整理券はあくまでも整理券でしかなく、列に並んでないとアウト、本日限り有効という融通の効かないもので、
この極限状況でも予約という権利さえ与えてもらえないというところにはカスタマーに対する愛を感じることができなくて残念でした。
やっぱり話題作りの為の行列を作るプロジェクトなんだなってこと痛感しました。
それを理解して参加しなくちゃいけないってことなんだろうな。

行列イベントの意味を身を持って体験してよかったと思います。
たぶん次に並ぶことはないでしょう。
正しく予約をし、その予約が権利として行使できる契約をふまえなくては、正しく付き合うことができないのですね。
その為にも大事なのは「待つ」ことなのかもしれません。
行列の中で待つのではなく、機が熟すのを待つこと。

敬愛するジョブズの最後の作品をいち早く手にできなくて残念ですが、近日中にauで正しく予約してからゲットしようと思います!
auの回線スピードがすごい速いというニュースも飛び込んできたし、やっぱりワンテンポ遅らせてアダプトしたほうが客観的な情報も揃っていいのかも。
Ealry Adaptorはブログメディアに任せてその後に着いてゆくようにします。

PS:
池田くん!今日は長々と付き合ってくれてありがとうね!
君のサポートがあったので良い経験ができました!

2011/10/14

ようやく

ここまで進みました。
並び始めて8時間。
一生に一度の大渋滞!

達観

渋谷のアップルストアに並んでおります。
これで5時間並びました。
このくらいの時間で買えるかなと思っていたのですが甘かった。
全然列がすすみません。

というのも契約のためのサーバがダウンしたまま動いてないのです。
アップルストアの店員さんによれば復旧の見込みなしということ。
どうなるんでしょうねえ。

さて、そんな中行列の皆さんは僕も含めて至って冷静。
粛々と同じ場所に陣取ってのんびりしています。
これが「本来何時に終わります」って告知されていたらクレームが噴き出すのかもしれないですが、もともと「買えたらラッキー」の気持ちで並んでいる僕にとっては「仕方ないなあ」で済んでしまうのが不思議ですね。
これもひとつの達観なのかもしれないですね。

人のミスで時間を奪われるのは正直嫌なものです。
でもはじめから何も想定しないでそのイベントに関われば普段とは違う尺度で感じるようになるもんなんですね。
まあただの勘違いなのかもしれませんが。
またひとつ良い勉強をさせていただきました。

でもその勘違いを逆手にとって0円、無料と声高に訴えるのは褒められたものではありませんよね。
はやくサーバ直してくださいよ。

すごくゆっくり

行列の進み具合は自分の予想より遅いですね。
いつも並んで買う人はこれを乗り越えて購入してると思うと頭が下がりますね。
仲間と一緒に交代制で並ばないと大変だと思います。
池田くんとタッグで来てよかった。

オープン

さて行列に並んで二時間たってお店がオープン。
購入券もいただくことができましたが行列の流れはピタッと止まっています。
ここからどのくらい時間かかるのでしょうかね。
周りの人はお昼過ぎる覚悟でと会話してますが、いまからあと5時間はやっぱりきついなあ。
いやでもなんとかやり遂げようと思います。
待ち時間はブログ更新にあてたいと思います。

予約できたよ

よかった。
とりあえず買えることにはなりました。
でもまだまだ待ち時間は続きます。

プレゼント

アップルストアのお兄さんにお水をいただきました!
ちょっとした心遣いですが嬉しいですね。
なんか行列が楽しくなってきました。

いっぱい話す

アップルストア渋谷の行列に並ぶこと二時間。
ずっと弟子の池田くんと話をしています。
いまはアメリカで立ち上がった新しいIT企業のビジネスモデルと僕らが参入する場合どう関われるかの話。
視点の違う二人で話すことでアイデアが転回してゆきます。
なかなか楽しい時間を過ごせてます。

実況

アップルストア渋谷の行列、始発組が30人くらい並んだところでしばし新規に並ぶ人が途絶えました。
今回はいろんな店舗に行列が分散してるのかもしれませんね。
並ぶのは並んで買いたいという想いがある人たちだけなのかもしれないですね。
平和でのんびりした行列待ちの時間がながれています。

たぶん最初で最後の経験

生まれてこの方行列がずっと苦手です。
過去の万博にいった時でさえ並ぶのが嫌で園内を眺めて帰ってきてしまう自分ですが、今回だけは並んでみようかなって思いました。
ジョブズの最後のプロダクツとiOS5という新しい世界をいち早く体験しようという気持ち、そして並ぶことでご焼香させてもらいたいって気持ちもあります。
もうすぐ40才の自分にはキツイ部分ちょっとあるけど、感謝の気持ちでのんびり並ぼうと思います。
果たして購入できるのかな?

行列!

ならんでみましたiPhone4Sの購入列!
ただいま300人くらいらしいです。
昼間でこのまま並ぶのかな?
なんとか耐えるぞ!

渋谷

渋谷にきました!
なぜでしょう?
いまは朝の5:30!

2011/10/12

ぜんぜん聞こえないのです

風邪で相変わらず鼻づまり。
しつこい風邪のウィルスのせいで耳があんましきこえません。
ミュージシャンとしてこれは致命的な症状ですね。
マスタリングもミックスも繊細な作業は壊滅状態ですし、コピー譜つくるにも音程がはっきりとはわからない。
ギター弾いていてもいまいちピンとこないですし。
まあウェブサイトの更新作業とかしかやれることないんですね。
もう二度と風邪にはかからないぞ!