2011/06/30
2011/06/29
Jam Session !
今夜もPark Drive Studioでの深夜のジャムセッション大会は盛り上がっています。
ブルースからはじまって麻生くんの発案でSpainに挑戦!
ぼくもベースで混ざってダブルベーシスト状態で盛り上がってます。
この場所でどんどん若手がうまくなってくれるといいな!
Different Musicians
「人はハードウェアそのものに惹かれるのではない。そのハードで何ができるのか、ソフトウェアを重視している。だからキラーソフトの開発が大事だ。」
なるほど。
音楽に関わる方法も同じように二つに分ける事ができるかもしれない。
つまりハードウェア的ミュージシャンとソフトウェア的ミュージシャンという事だ。
ハードとしてミュージシャンはやはりスペックであろう。
どれだけ理論を知っているかとか早弾きできるとか、能力のクオリティで判断される。
Hired Musicianはこの能力を高めてゆくべきなのかもしれない。
ソフトとしてのミュージシャンはレコーディング作品を作る事ではないだろうか。
論理が飛躍してるように思うかもしれないが要点に絞って考察する。
カスタマーにとって音楽作品が何をしてくれるのか(癒しや元気の提供等)は重要だ。
自分のライフスタイルをimproveしてくれるソフトでなければ身につける意味がない。
よって音楽作品を作る事はまさにソフトウェア制作と言えるのではないか。
音楽不況の現在においてその原因の一端は「ソフトウェア不足」ではないだろうか。
ステレオタイプではなく多種多様で生命観とイノベーションに満ちた多国籍な音楽。
我々音楽家は移民国家のようなコミュニティを形成し、その環境の中でキラーコンテンツを発明しなくてはならない。
ケリをつける
「ケリをつける」という言葉。
長く関わっていた問題に決着をつけるという意味だ。
歳をとることで年々やらなくてはならない事が増え、やりたい事が以前よりできなくなってきた。
責任ある仕事を任せてもらえるようになってきたという見方でいえばありがたい状況かもしれないが、僕のように音楽作品という不可思議なものを作る事を命題にしてる人間には自由な時間や直接のインカムに繋がらない試行錯誤の時間こそが大事。
そういった行動はやりたい事をやるという時間の中でしかできないのだ。
だから僕はたくさんあるやらなくてはならない事にケリをつけはじめた。
猛暑対策として課題にしてた緑のカーテンも設置した。
雑草が生い茂りヤブ蚊の温床だった裏庭にも芝生をひいたり砂利を敷き詰めた。
音楽機材のアップグレードはする度に動作の安定に時間がかかるのでやめた。
物が溢れて使えない倉庫は片付けずに打ち捨てておく事にした。
捨てなくてはならないものはすぐに捨てるようにした。
Pendingになっていた仕事はToDoリストから消去して忘れる事にした。
たくさんのサイトの更新をやめてTwitter Widgetに一本化した。
床の掃除はルンバに任せた!
過去の曲の練習はやめて新曲のレコーディングにエネルギーを使うと決めた。
買い物はAmazonに任せた!
ずいぶんとライフスタイルがこの一ヶ月で変化してきた。
それでもまだまだ時間が足りない。
もっとリストラを断行しなくては僕も時代に淘汰されてしまうかもしれない。
王者MySpaceのレイオフの記事を読みながら思う。
正しい場所にケリを自分からつけてゆかなくては、「ひとつの時代が終わりけり」と間違った場所に他人によってケリをつけられてしまうのかもしれない。
2011/06/28
バックアップ
清水くんは早朝に飛行機で札幌へ。
Park Drive Studioは久方ぶりの静寂感。
モナもちょっぴり寂しそうです。
いまはモナと二人でiMacのバックアップ制作。
またもや修理に出す事になりました。
今のメインマシンのiMacちゃんは相性悪いのかなかなか仲良くしてくれないのですが、今回の修理ではロジックボードを全部取り替えてくれるそうなので、外見以外は新品で戻ってくるのでしょう。
今度こそうまく付き合えるといいのですが。
写真は心配そうに作業を見守ってくれてるモナ。
優しい子なんですよー。
2011/06/27
2011/06/26
ミント
朝一番に今日は庭仕事していました。
スタジオ周りに生い茂ったミントを間引きして、切り取った茎を鉢植えに。
うまくついてくれるといいのですが。
夢はスタジオがまるまるすっぽり緑に覆われている状態。
涼しくて空気の綺麗な場所にしたいな。
2011/06/25
コラム: ワーキングミュージシャン
Acousphere 奥沢です!
今回の記事では過去に僕が書いたコラムの中から「ワーキング・ミュージシャン」という考え方を紹介したいと思います。
2011年の現在、日々ブログメディアから入ってくるニュースに目を通す限り日本の音楽文化は衰退の一途をたどっているように僕は感じます。
これまでのビジネスモデルが崩壊してレコード会社やマネジメントオフィスの存在意義が薄れてきた現在において、ミュージシャン側も既存のエコシステムを使わないでライフスタイルを構築してゆかなくてはならなくなりました。
既存のビジネスでは生活が成り立たない故に近年の音楽はスポンサードされたものが主流になり、メッセージ性やアート性は減少してしまいました。
音楽の純粋科学的アプローチも衰退しSteve Reichのミニマルミュージックのような発明品のような音楽も多くはありません。
音楽ビジネスモデルの激変が音楽文化そのものに暗い影を落としている現代において、自由な作風や音楽的実験を重ねる為には既存のビジネスモデルではない生き方を確立することがキーではないでしょうか。
そのひとつが「ワーキング・ミュージシャン」という生き方かと思います。
以下に以前書いた記事を掲載したいと思います!
緑のカーテン!完成!
ゆくゆくはお家まるごと緑で囲むくらいのつもりでいますが、今年の今時の作業はこれで終了とします。
あとはなるべく猛暑にならないように祈ることと、停電がおきないように頑張るだけですね。
僕たち個人という存在はほんの少しの効果があることしかできません。
でもその「ほんの少し」が積み重なって大きな結果を生み出すのも真実。
だからコツコツとこんなことをやり続けてゆくのが王道なんだと思います。
今日もちまちまと働いて積み重ねてゆくぞ!
緑のカーテン!買い物!
甥っ子も自分で花を育てたいというので植木鉢と花をプレゼントすることに。
ものすごく真剣な表情で好きな花を物色する甥っ子!
大人の表情になりましたねえ。
2011/06/24
懐かしい場所
ほぼ毎晩のように弟子の誰かがスタジオに来てくれて、思う存分練習をしセッションをする。
楽しそうなリズムや笑い声が聞こえてくると僕も楽しくなって来て、ついベースを抱えて飛び入り参加してしまう。
まるでバークリー音楽院で学んでいたときのような懐かしい環境が自分のスタジオに生まれた。
これは僕がずっと夢に思っていたことのひとつかもしれない。
わすれていたけれど。
毎日このセッションに関わる中で一番熱心な弟子に早くも変化が。
それは音楽することが当たり前になってきたということ。
日本の住環境では思う存分ギターやドラムを練習することはできないので、練習や演奏が特別なものになってしまう事が多い。
でも毎晩やってるとさすがに当たり前になってくるのだろう。
とてもナチュラルなオーラでありながら楽しみながら演奏している。
なんのプレッシャーもなく、そこには笑顔だけが溢れている。
こんな環境をずっと作りたかったし、自分も仲間に入りたかった。
これからこの環境ができるだけ長く続いてゆくことを切望するし、若い才能達の為に守ってゆきたいと思う。
それからもっとたくさんの才能にも出会いたいと思う。
この場所が音楽家達のクロスロードになれるように。
2011/06/23
夢の永久機関
「オーディオの電源入らない!壊れた!」
とアピールしてくるので電源を確認。
以下の写真がその時の状態です。
これで動いたら本当に脱原発できますよ。
母の作品、夢の永久機関。
ちょっと明日に希望が持てますかね。
母の発想に感謝!
やれることをやろう
最近は人の出入りが多くて自分のことがあまりできない状況が続いていますが、人生いろんなタイミングがありますよね。
いまはこの環境をありがたく感じていますので、集まってくれる若いミュージシャンのサポートを一生懸命やりつつ、なんとか時間をやりくりして自分の夢に向かっても歩んでゆきたいと思います。
目下のやらないといけないことは緑のカーテンの設置。
一度設置してしまえば何年もやらなくていい仕事になると思いますが、なかなか大掛かりなものを作ろうとしてるので大変です。
おまけに作業もやり方によっては危ないですし。
今年は猛暑になるだけでなく、エネルギーも不足して計画停電もあるでしょうから、少しでも過ごしやすくなるように準備しなくてはなりません。
でも必要にかられてやるのではなく、自分の理念のためにこういう作業はできるようにならないといけないですよね。
そういう意味では反省しています。
もっと早くから取り組んで、温暖化やエコロジーに向けて本気でがんばるべきでした。
でも今からでも遅くないはず。
ちゃんと正しいことに投資してゆける自分になりたいと思います!
明日も時間をみつけて緑のカーテン制作をがんばります!
2011/06/22
2011/06/21
2011/06/20
緑のカーテン!見事成功!
思った以上にうまくいってしまってニンマリしてしまいました。
おまけに加工も見た目も綺麗に出来上がりそう!
毎日少しずつつけて全面緑のカーテンにする予定です!
完成までがんばるぞ!
緑のカーテン!計画変更!
途中までがんばったのですが命の危険を感じる高さだったのでヘタレの僕は怖くなって中断。
計画変更して長い竿の先にS字フックをつけて対応することに。
Jmartで買ってきた棒を結束して長くします!
成果
ウクレレというのはギターとの共通項も多くて、基本的にギターを弾いてる感覚を流用すれば気軽に演奏をはじめることができる。
しかしながらギターの4度上にチューニングされていることでギターで培った絶対音感が使えないので全く新しい楽器として捉えて弾く必要があるのがギタリストにとっては辛い。
できれば全くギターと同じチューニングで、ギターと同じ運指で同じメロディやアドリブが弾けたらベネフィットが多いように思う。
そういう思いからはじまったプロジェクトだが今日のプリプロ制作でひとつの成果をあげることができた。
まだ弦のTensionが足らないなどの問題もあるけれどそれさえクリアできれば僕らの理想に思う「4本弦の小さなギター」が誕生すると思う。
もちろん研究の本番はそのあとだけど楽しい発見がたくさんあるのじゃないかな。
ギターレッスン2
たった四つのコードですが
正しい伴奏をできるようになるまでに
様々なチェックポイントをクリアしなくてはなりません。
まずは3つのクリアポイントからスタート。
ギターレッスン
備忘録に今日の教材載せておきます。
基本のTrans Chordのコード表。
伴奏を自由自在に行うためには
基本のコードをシンプルに覚えて
それを上手に使いまわすこと。
そしてそのバリエーションを覚えて
展開してゆくことが大事だと思います。
以下が基本の12のコードフォーム。
2011/06/18
2011/06/17
2011/06/16
カエルとり
昆虫を捕まえてカエルを見つけたら餌付けして捕獲というシンプルな内容ですがこれが面白い!
Appleはゲームの概念さえかえたのかもしれませんね。
しかし母さんはまりすぎ!
ほとんど全部のカエルをコンプリート!
行く先
みんな音楽にも人生にも真剣で、とにかく真面目に取り組むことができる人々。
そんな彼らですから何をやってももちろん成功すると思うし、もちろん音楽家としての夢だって叶えることができる人々だと思います。
僕ができることは先輩として彼らの行く先を照らしてあげること。
彼らよりも先を歩んでいる人間としてどの道を歩んだらよいのかわかることは教えてあげたいし、早く彼らの夢を叶えてあげたい。
そのためにも自分がもっと頑張らないと!
まずは作品をつくること!がんばろう!
2011/06/13
Ukulele Ratlif
麻生くんに感化されてこちらにもギターの弦をはってみました!
ナイスマッチング!
Normal Tensionでもよい感じに響いています。
やっぱり何年も弾いてきたのですんなり音が出ますね。
ウクレレも面白くなってきた!
2011/06/12
2011/06/11
Tats Ya ライブin武蔵中原
駅前すぐのかわいらしいカフェでのアットホームなライブでしたが、ジャズありボサノヴァありインプロビゼーションありの聞き応えのある素晴らしいライブでした。
露木君の演奏を慕うたくさんの仲間達もあつまって、かれの人間的な魅力も垣間見ることができて嬉しいですね。
ぼくにとっては弟子にあたる露木くんですが、彼の演奏はどんどん新しくなっていて、いまやボサノヴァもジャズも関係なく自由自在に行き来するプレイスタイルを確立していて本当に学ぶところの多い時間でした。
とくにアドリブのコンセプトは長く聞く中でたぶんこういう風にギターを捉えて考えているのかな、ということがわかってきたりして面白かった。
次回あうときにいろいろ質問してみたいと思います。
若い才能はいろんな場所で輝いていますね。
こういう人たちがもっと世の中に紹介できるよう、僕も自分のプロジェクトを大きくしてサポートできるようになりたいと思いました。
がんばるぞ!
2011/06/10
ランチタイム
毎日たくさんの人が訪ねてくれて、
そして楽しく夢を語り合うことができて幸せです。
カフェは人が気軽に集える場所。
そしてここから新しい流れがうまれると思うと、
僕にとっては音楽制作スタジオよりも
もっと大事な場所に思えます。
どんな素晴らしいプロダクツも、プロジェクトも
人の中から出てくる。
人の会話の中から出てくるもの。
その環境はカフェにあるのかもしれません。
2011/06/09
2011/06/08
Gibson L-4 CES
一生の買い物ということで、えいやっと購入したL-4を
本日めでたく見せていただきました!
実はバークリー留学中だった1996年、
僕もL-4を買いたいと思っていたのですが、
貧乏苦学生の身の上では手が届かず、
諦めたという経緯もあって、
ぼくのものではありませんが近しい人が購入したというのは嬉しいのです。
とっても綺麗な木目、そして弾きやすいサイズのボディ。
申し分ない素晴らしいギターでした!
近日中に播磨くんに見せてセッティングをお願いしたいと思います!
2011/06/05
2011/06/04
菜の花亭
今日の菜の花亭はひじょうに平和な感じです。
オープン以来営業しながら必要なものを買いに行ったり探したり、掃除をしたりと忙しかったのですが、
ひととおりそういう事が片付いてのんびり営業出来るようになってきました。
なのでトラベルギター持ち込んで弾いています。
小さくて面白いギター。
セッティングがまだなので弾きにくいところが気になりますが、
新しい弦など試してもっといい形にしたいな。
そしてこのギターのための楽曲を考えてみたい。
フレット幅が狭いからこそできるOpen Voicing Chordを多用した楽曲とか。
バランス
最近カフェの営業を手伝うようになってから前にも増して人生のバランスがよくなったように思うのです。
朝一に適度に肉体労働をして、料理してないときでも掃除とかおうちの雑務を済ませたり。
そのあとはParkDriveStudioにての音楽家業務。
若いギタリスト達が入れ替わり立ち替わりやってきてワイワイ。
そして夕食後のスターバックスでの会合。
ワークライフバランスがちゃんとしてきたのかもしれませんね。
2011/06/02
Flowers
弟子の播磨くんとお母様がいらしてくれました。
ご丁寧に開店祝いの花束までいただいて。
落ち着いたカラーの綺麗な花束。
普段自分ではあまり買うことのないものですが、
もらうと本当に嬉しいですし、心が柔らかくなりますね。
花には癒しの力があるんですねえ。
さっそく飾ります!
きてくれる他の人も癒してくれるでしょう。